ライフネット生命保険がPRIDE指標2024で生保業界初の9年連続ゴールド受賞、LGBTQへの先進的な取り組みが評価

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

ライフネット生命保険がPRIDE指標2024でゴールド受賞
生命保険業界で初の9年連続最高評価を獲得
LGBTQに関する包括的な取り組みを実施

ライフネット生命保険のLGBTQ施策とPRIDE指標受賞

ライフネット生命保険株式会社は、work with Pride主催のPRIDE指標2024において最高評価となるゴールドを獲得したことを2024年11月21日に発表した。生命保険業界では初となる9年連続でのゴールド受賞となり、LGBTQが働きやすい職場づくりへの継続的な取り組みが高く評価されている。^[1]

PRIDE指標は5つの評価基準に基づいて企業の取り組みを評価しており、Policy、Representation、Inspiration、Development、Engagement/Empowermentの各項目で高い評価を得ている。採用マニフェストでの多様性重視の明文化や、社内横断のダイバーシティチームによる啓発活動など、包括的な取り組みを展開しているのだ。

同社は2015年11月から死亡保険金受取人の指定範囲を拡大し、同性パートナーの指定を可能とする制度を導入している。社内制度においても、性別の扱いを本人が希望する性にすることや、同性パートナーへの慶弔休暇の適用など、具体的な施策を実施している。

PRIDE指標2024の評価内容まとめ

評価項目	詳細
Policy（行動宣言）	多様性重視の採用マニフェスト公開、差別的言動禁止規定の制定
Representation（当事者コミュニティ）	社内横断ダイバーシティチーム設置、ハラスメント相談窓口の整備
Inspiration（啓発活動）	全従業員向けLGBTQ研修実施、社内SNSでの情報共有
Development（人事制度）	性別欄廃止、通称名使用対応、同性パートナーへの福利厚生適用
Engagement（社会貢献）	レインボーフォトプロジェクト実施、各地のレインボープライド協賛

LGBTQに関する取り組みの詳細はこちら

ダイバーシティ&インクルージョンについて

ダイバーシティ&インクルージョンとは、多様な人材を受け入れ、活かす組織文化や取り組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

性別、性自認、性的指向などの多様性を尊重する組織づくり
差別やハラスメントのない職場環境の整備
制度面での平等な待遇の実現

ライフネット生命保険では、採用マニフェストで多様性を重視し、性別、性的指向、性自認、性表現、国籍、学歴について不問とすることを明確にしている。社内横断のダイバーシティチームによる取り組みや、同性パートナーへの福利厚生適用など、実効性のある施策を展開している。

PRIDE指標受賞に関する考察

ライフネット生命保険の9年連続ゴールド受賞は、LGBTQに関する取り組みの継続性と実効性を示す重要な成果である。特に死亡保険金受取人の指定範囲拡大や、同性パートナーへの福利厚生適用など、保険業界における先進的な施策は、他社への波及効果も期待できるだろう。

今後の課題として、社内の取り組みをさらに発展させ、より包括的な制度設計を行うことが重要となる。特に同性婚に関する法整備の動向を見据えた制度の見直しや、トランスジェンダーの従業員に対するさらなる支援体制の構築が求められるだろう。

LGBTQに関する取り組みは、企業の社会的責任として今後さらに重要性を増すことが予想される。保険業界全体での取り組み拡大や、他業種との連携による新たな施策の展開など、より広範な社会的インパクトを生み出すことが期待される。

参考サイト

^ PR TIMES. 「ライフネット生命保険 LGBTQに関する取組みが評価され、「PRIDE指標」で最高評価の「ゴールド」を生命保険業界最多となる9年連続受賞 | ライフネット生命保険株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000125.000069919.html, (参照 24-11-24).

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