岡崎市内製造業2社がAUBAにて共創パートナー募集、製造業のデジタル化とイノベーション推進へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

岡崎市内製造業2社がAUBAで共創パートナー募集開始
オージーエヌとナカネエンジニヤリングが参画
年度内のマッチングとインキュベーション開始を目指す

岡崎市内製造業2社によるオープンイノベーション推進

株式会社eiiconは、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を活用し、2024年11月22日より岡崎市内製造業2社の共創パートナー募集を開始した。令和6年度ものづくり共創支援事業委託業務の一環として、市内ものづくり企業とのオープンイノベーション実現に向けた取り組みを本格化している。^[1]

株式会社オージーエヌは生産設備設計の自動化実現に向け、対話型AIと自動ラダー生成技術を求めている。一方で株式会社ナカネエンジニヤリングは、油圧ユニットの自社開発による低価格・短納期・メンテナンスのトータルソリューションサービス創出を目指している。

岡崎市内ものづくり企業へのオープンイノベーション機運の醸成を目的として、7月22日に新規事業開発セミナーとプログラム事前説明会を開催した。eiiconは参画企業へのフォローアップなど伴走支援を継続し、岡崎市とともに共創実現に向けて全力で取り組んでいる。

参画企業の募集テーマまとめ

項目	詳細
募集期間	2024年11月22日～2025年1月31日
オージーエヌの求める技術	対話型AI、自動ラダー生成技術
ナカネエンジニヤリングの求める技術	油圧ユニット回路図設計、CAD知識、成分分析技術
目標時期	2025年3月までにマッチング・インキュベーション開始

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オープンイノベーションについて

オープンイノベーションとは、企業内部と外部のメディア・技術を組み合わせることで、革新的な新しい価値を創り出すイノベーション方法論のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

社内外のリソースを効果的に組み合わせた価値創造
外部との積極的な連携による新規事業開発
革新的なソリューション創出のための方法論

オープンイノベーションは2003年にヘンリー W. チェスブロウによって提唱された概念で、従来の自前主義から脱却し外部との連携を重視する考え方である。AUBAのようなプラットフォームを活用することで、企業は効率的に外部パートナーとマッチングし、新たな価値創造を実現できる。

岡崎市ものづくり共創支援事業に関する考察

岡崎市のものづくり共創支援事業は、製造業における人材不足やデジタル化の課題に対する具体的な解決策として注目に値する。オープンイノベーションを通じて外部の知見や技術を積極的に取り入れることで、市内製造業の競争力強化と技術革新が期待できるだろう。

今後の課題として、共創パートナーとのマッチング後の具体的な事業化プロセスの確立が挙げられる。技術統合や知的財産権の取り扱いなど、実務面での詳細な取り決めが必要になってくるが、eiiconによる伴走支援がこれらの課題解決の鍵となるはずだ。

製造業のデジタルトランスフォーメーションが加速する中、AIや自動化技術の導入は避けては通れない道筋となっている。本プログラムを通じて生まれる新たなソリューションが、岡崎市の製造業全体の底上げにつながることを期待したい。

参考サイト

^ PR TIMES. 「【岡崎市 × eiicon 】岡崎市内製造業2社が「AUBA」にて共創パートナー募集を開始！『おかざきものづくり OPEN INNOVATION PROGRAM 2024』 | 株式会社eiiconのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000666.000037194.html, (参照 24-11-24).

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