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DESIGN

公開：2024-12-12

ソニー企業が銀座に新たな公園型施設を開発、Ginza Sony Parkが2025年1月にグランドオープン

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Ginza Sony Parkが2025年1月26日にグランドオープン
• アート展示など工事中の特別プログラムを開催中
• クリエイティブな体験型プログラム「Sony Park展 2025」を第一弾で開催

新たなリズムを生み出す都会の中の公園Ginza Sony Parkの開業

ソニー企業株式会社は、銀座ソニーパークプロジェクトの最終形として、Ginza Sony Parkを2025年1月26日にグランドオープンすることを2024年12月10日に発表した。銀座の街に新たな余白と景観を創出する本プロジェクトは、2024年8月の竣工後も工事期間中の一部フロアを開放し特別プログラムを実施している。^[1]

11月に開催された「ART IN THE PARK（工事中）」では、開放的な地上の吹き抜け空間を活用したアート展示により1万人を超える来場者を集めた。銀座の交差点を行き交う来街者やツーリスト、銀座ワーカーなど多様な人々が思い思いの時間を過ごし、都会の中の公園というコンセプトを体現するプログラムとなっている。

グランドオープンと同時に開催される第一弾プログラム「Sony Park展 2025」では、ソニーグループの6事業をテーマにソニーミュージックグループを中心とした6組のアーティストとともにクリエイティブな体験型プログラムを展開する。また、洋食をベースにした新しい食のアクティビティとしてカジュアルダイニングもオープンを予定している。

Ginza Sony Park施設概要

Ginza Sony Parkの詳細はこちら

プロムナードについて

プロムナードとは、散策や遊歩のための道や空間のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 歩行者専用の遊歩道として設計された空間
• 都市部における憩いと交流の場としての機能
• 周辺環境と調和した景観設計の重要性

Ginza Sony Parkでは、ソニービルから継承された「縦のプロムナード」という建築要素を取り入れ、施設内の回遊性を高めている。各フロアを縦につなぐプロムナードは、人々が自由に散策し休憩できる空間として機能し、都会の中の公園というコンセプトを空間的に体現する重要な要素となっている。

Ginza Sony Parkに関する考察

Ginza Sony Parkの開発は、都市空間における新たな公共施設のあり方を示唆する重要な取り組みといえる。銀座の標準的な建物より低く設計することで生まれる余白は、密集した都市部において貴重な開放感を創出し、人々の新たな交流の場として機能することが期待できるだろう。

今後の課題として、季節や天候による利用者数の変動への対応が挙げられる。屋外空間を活かしたプログラムの実施には天候の影響を受けやすいため、雨天時や猛暑・厳寒期における活用方法の検討が必要となる。施設の持続可能な運営のためには、年間を通じた安定的な集客施策の確立が求められるだろう。

今後の展開として、デジタルテクノロジーを活用した新しい体験の提供も期待される。ソニーグループの技術力を活かしたインタラクティブな展示や、ARを用いた空間演出など、従来の公園の概念を超えた革新的なアクティビティの実現が望まれる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「街や人に新たなリズムを生み出す都会の中の公園「Ginza Sony Park」　2025年1月26日（日）グランドオープン | ソニー企業株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000467.000000353.html, (参照 24-12-12).
2. Sony. https://www.sony.jp/

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