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公開：2024-12-12

NASEF JAPANが全日本高校eスポーツ選手権の全国決勝を開催、573校976チームの頂点決定へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• NASEF JAPANが第2回全日本高校eスポーツ選手権の全国決勝を開催
• 5部門で573校976チームが参加し12月15日から開幕
• オンライン・オフラインのハイブリッド形式で実施

NASEF JAPAN全日本高校eスポーツ選手権の全国決勝大会開催

NASEF JAPAN（特定非営利活動法人国際教育eスポーツ連盟ネットワーク日本本部）は、第2回全日本高校eスポーツ選手権の全国決勝大会を2024年12月15日から開催すると発表した。予選大会には全国から延べ573校、976チームが参加し、熱戦を繰り広げてきた実績を持つ大会である。^[1]

全国決勝大会はストリートファイター6、フォートナイト、Apex Legendsの3部門がオンラインで実施され、リーグ・オブ・レジェンドとVALORANTの2部門は品川プリンスホテルのClub eXでオフライン開催となる。大会の模様は公式YouTube、Twitch、X（旧Twitter）で無料配信されるほか、各部門の応援リーダーによるミラー配信も予定されている。

オフライン会場となるClub eXは品川プリンスホテルアネックスタワー3階に位置し、一般観覧者も事前登録制で受け入れる方針だ。運営側は参加選手や関係者への感謝を表明しつつ、高校生eスポーツの普及と発展に向けた取り組みを継続的に推進している。

全国決勝大会スケジュールまとめ

大会の詳細はこちら

eスポーツについて

eスポーツとは、エレクトロニック・スポーツの略称で、コンピューターゲームを使用して競われる競技のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• オンラインとオフラインの両方で大会開催が可能
• 世界中のプレイヤーが参加できる国際性の高さ
• 戦略性や反射神経、チームワークが重要な要素

NASEF JAPANは2020年11月より活動を開始し、eスポーツをSTEAM教育のツールとして活用し、次世代を担う高校生のDX人材やグローバル人材の育成を目指している。eスポーツ国際教育サミットやNASEF JAPAN Major Tournamentなど、教育的な側面も重視した大会運営の実績を持つ。

全国決勝大会に関する考察

全国から573校、976チームという大規模な参加数は、高校生のeスポーツに対する関心の高さと教育現場での認知度向上を示している。オンラインとオフラインのハイブリッド形式での開催は、地理的な制約を減らしつつ、対面での競技としての魅力も提供できる効果的な方式となっているだろう。

今後の課題として、eスポーツの競技性と教育的価値のバランスをどう取るかという点が挙げられる。大会規模の拡大に伴い、運営面での負担増加や地域による参加機会の格差が生じる可能性もある。これらの課題に対しては、オンラインプラットフォームの活用やローカル予選の充実化が有効な解決策となるだろう。

将来的には、高校生eスポーツ選手権がSTEAM教育の実践の場としてさらに発展することが期待される。競技を通じたデジタルリテラシーの向上やグローバルなコミュニケーション能力の育成など、教育的効果の測定と可視化も重要な課題となるはずだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「第2回 NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権」全国決勝大会が12月15日から開幕！オンライン全国決勝の観戦募集も開始 | 特定非営利活動法人国際教育eスポーツ連盟ネットワーク日本本部のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000051175.html, (参照 24-12-12).

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