モースマイクロが業界初のWi-Fi HaLowルーター「HaLowLink 1」を発表、IoTネットワークの可能性が大幅に拡大

PR TIMES より
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記事の要約
- モースマイクロがWi-Fi HaLowルーター「HaLowLink 1」を発表
- GL.iNetと共同開発し評価ツールキットを拡充
- 2025年第1四半期以降に99ドルで販売開始予定
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Wi-Fi HaLowルーター「HaLowLink 1」が実現する次世代IoT接続
モースマイクロは、同社初のWi-Fi HaLowアクセスポイントのリファレンスデザインとなる「HaLowLink 1」を2024年12月12日に発表した。GL.iNetとの共同開発により生み出されたHaLowLink 1は、Wi-Fi HaLowの機能を最大限に活用し、広範な通信範囲と低消費電力を実現する評価プラットフォームとしての役割を果たすことになる。[1]
HaLowLink 1の中核となるAzureWave AW-HM593モジュールには、モースマイクロのWi-Fi CERTIFIED HaLow MM6108シリコンが搭載されており、1/2/4/8 MHzの幅広い帯域幅をサポートすることで広大な環境での強固な接続性を確保している。Mediatek MT7621AデュアルコアCPUとMT7603E 2x2 802.11n 2.4GHz Wi-Fi 4ソリューションの統合により、従来のWi-Fiデバイスとの互換性も実現した。
モースマイクロは選択された1次OEMおよびISP顧客向けにHaLowLink 1のサンプル提供を開始しており、2025年第1四半期以降にはMouserを通じて99ドルで一般販売を開始する予定だ。世界中のメーカーや開発者に向けて提供されるこのプラットフォームは、Wi-Fi HaLowネットワークの構築やデバイス接続、既存ネットワークの拡張など多様な用途に対応している。
HaLowLink 1の主な機能まとめ
用途 | 詳細 |
---|---|
ネットワーク構築 | Wi-Fi HaLow対応デバイス用のネットワーク構築、2.4GHzおよびイーサネットデバイスへの接続提供 |
デバイス接続 | レガシーデバイスをWi-Fi HaLowネットワークに接続し使用可能範囲を拡大 |
通信範囲拡張 | 2.4GHz Wi-Fiネットワークの届きにくい場所への接続を実現 |
仮想ワイヤ機能 | 2台のHaLowLink 1デバイスによる長距離無線接続が可能 |
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Wi-Fi CERTIFIED HaLowについて
Wi-Fi CERTIFIED HaLowとは、Wi-Fi Allianceが認証する長距離・低消費電力向けのWi-Fi規格であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 従来のWi-Fiと比べて通信距離が大幅に延長
- IoTデバイスに最適化された低消費電力設計
- 1/2/4/8 MHzの複数帯域幅をサポート
モースマイクロのMM6108シリコンを搭載したHaLowLink 1は、Wi-Fi CERTIFIED HaLowの機能を最大限に活用することで、IoTネットワークの構築における新たな可能性を切り開く。このプラットフォームは開発者やシステムインテグレーターに向けて、Wi-Fi HaLowの実装と評価を容易にする環境を提供している。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「モースマイクロ、業界をリードするWi-Fi HaLowルーター「HalowLink 1」を発表、接続性の新たな基準を確立 | Morse Micro PTY. LTD.のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000096406.html, (参照 24-12-13).
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