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公開：2024-12-12

LegalOn CloudがSlackとの連携を開始、法務部門の情報管理とコミュニケーション効率が向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• LegalOn CloudとSlackが連携開始
• 法務依頼や添付ファイルがLegalOn Cloudに自動格納
• 法務と事業部のコミュニケーションがスムーズに

LegalOn CloudとSlackの連携で法務業務が効率化

株式会社LegalOn TechnologiesはAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」において、2024年12月11日にSlackとの連携機能をリリースした。法務担当者は事業部から届いた依頼や相談をLegalOn Cloud上から返信できるようになり、依頼や添付された資料は自動でLegalOn Cloudに格納される仕組みとなっている。^[1]

法務担当者にとってSlack上のコミュニケーションは円滑であるが、情報の蓄積やナレッジマネジメント、案件管理などで追加作業や別ツールの使用が必要となっていた。本連携により事業部側は日常的に使用しているSlack上で法務相談や契約書の審査におけるやり取りを完結できるようになり、業務効率が大幅に向上している。

LegalOn Technologiesは2017年に森・濱田松本法律事務所出身の弁護士2名によって創業され、法務知見と生成AIなどの最新のテクノロジーを組み合わせた企業法務の質の向上と効率化を実現するソフトウェアを開発・提供するグローバルカンパニーだ。グローバルでの有償導入社数は6,000社を突破している。

Slackとの連携機能まとめ

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ナレッジマネジメントについて

ナレッジマネジメントとは、組織内の知識や情報を効率的に収集・管理・活用するための経営手法のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 組織内の暗黙知を形式知化し共有可能にする
• 蓄積された知識を効率的に検索・活用できる
• 業務効率の向上と意思決定の質を高める

LegalOn CloudではAIを活用して業務を行うことで自然とナレッジが蓄積され、AIが自動で整理を行う仕組みが実装されている。欲しい情報を欲しい時にAIがレコメンドする次世代のナレッジマネジメントを実現し、法務業務における知識や情報の管理・活用を効率化している。

LegalOn CloudとSlackの連携に関する考察

LegalOn CloudとSlackの連携により、法務担当者は情報管理の手間を削減しながら事業部とのコミュニケーションを円滑に行えるようになった。特にナレッジマネジメントとマターマネジメントの自動化は、法務部門の業務効率を大きく向上させる可能性を秘めている。今後はAIによる法務文書の自動分析や類似案件の提案など、より高度な機能の追加が期待されるだろう。

一方で、法務情報のデジタル化が進むことで、セキュリティリスクへの対応がより重要になってくる。機密性の高い契約書や法務文書の管理には、より厳格なアクセス制御や暗号化が必要となるかもしれない。LegalOn Technologiesには、利便性と安全性のバランスを保ちながら、さらなる機能拡充を進めてほしい。

将来的には、AIによる法的リスクの予測や、グローバル展開における各国法制度への対応など、より高度な法務支援機能の実装も考えられる。法務DXを推進するLegalOn Cloudには、企業の法務部門をより戦略的な組織へと進化させる役割が期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」、「Slack」と連携開始 | 株式会社LegalOn Technologiesのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000539.000036601.html, (参照 24-12-12).

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