東芝デジタルソリューションズがDNCWARE Blockchain+の新バージョンを発表、運用性と可用性が大幅に向上し共同運営がさらに容易に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • エンタープライズ向けブロックチェーンの新バージョンを提供開始
  • 可用性と運用性を強化し共同運営を容易に
  • 最少4ノードでビザンチン障害耐性を実現

東芝デジタルソリューションズがDNCWARE Blockchain+の新バージョンを提供開始

東芝デジタルソリューションズは2024年12月12日、エンタープライズ向けブロックチェーン「DNCWARE Blockchain+」の新バージョンの提供を開始した。合意形成アルゴリズムを改良することで可用性とビザンチン障害耐性が向上し、より少ないノード数での運用が可能となっている。[1]

新バージョンではネットワーク構成の柔軟性が強化され、ファイアウォールで隔離されたネットワークへのノードの設置が容易になった。プライベートネットワーク上のサーバーもノードとして利用できるようになり、企業や自治体の垣根を越えた課題解決に貢献することが期待される。

さらにノード運用の負荷軽減のため、死活監視やノードの稼働状況を確認するツールが追加された。企業間のコミュニケーションを支援する環境も整備され、コンソーシアム型ブロックチェーンの運用性が大幅に向上している。

DNCWARE Blockchain+の新機能まとめ

可用性強化 運用性強化 ネットワーク強化
主な特徴 最少4ノードで運用可能 死活監視ツールの提供 柔軟なネットワーク構成
主な効果 ビザンチン障害耐性の確保 運用負荷の軽減 プライベートネットワーク対応

ブロックチェーンについて

ブロックチェーンとは、一定数のデータを「ブロック」という単位でまとめ、それを鎖のようにつないで管理する技術である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • チェーンでデータが連結され改ざんが困難
  • 複数ノードによる分散管理で高い可用性を実現
  • 各ノードが同じデータを保管し耐改ざん性を強化

暗号資産以外のビジネス領域でも活用が広がっており、製品のライフサイクル全体でのCO2排出量の追跡や物流業界での配送の透明性向上に貢献している。自治体と企業間の調達業務の効率化など、組織の垣根を越えた課題解決にも期待が寄せられている。

参考サイト

  1. ^ TOSHIBA. 「エンタープライズ向けブロックチェーン「DNCWARE Blockchain+™」の新バージョンを提供開始 | 東芝」. https://www.global.toshiba/jp/news/digitalsolution/2024/12/news-20241212-01.html, (参照 24-12-17).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「ブロックチェーン」に関するコラム一覧「ブロックチェーン」に関するニュース一覧
アーカイブ一覧
ブロックチェーンに関する人気タグ
ブロックチェーンに関するカテゴリ
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。