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公開：2024-12-24

LINEヤフーがYahoo!ネット募金の全プロジェクトでPayPay決済に対応、1円からの手軽な寄付が可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Yahoo!ネット募金で全プロジェクトにPayPay決済が対応
• PayPayユーザーはIDログイン不要で1円から寄付可能
• PayPayでの寄付上限額は24時間以内で30万円

Yahoo!ネット募金のPayPay対応によるオンライン寄付の利便性向上

LINEヤフー株式会社は日本最大級のインターネット募金サービス「Yahoo!ネット募金」において、2024年12月23日より全ての募金プロジェクトでPayPayによる寄付を可能にした。PayPayユーザーはYahoo! JAPAN IDへのログインが不要となり、オンライン本人確認を完了していれば1円から手軽に寄付できるようになった。^[1]

Yahoo!ネット募金は災害・復興支援をはじめ、子どもの支援や動物・ペットの保護、国際協力、医療・福祉など幅広い分野での寄付を可能にするプラットフォームとして多くのユーザーに利用されており、総寄付額は115億円を突破している。近年のPayPayユーザーの増加に伴い、PayPayでの寄付を希望する声が多く寄せられていたのだ。

PayPayでの寄付には、オンライン本人確認の完了が必須条件となり、PayPayマネーのみが利用可能である。寄付の上限額は一度または24時間以内で30万円、過去30日間以内で100万円に設定されており、寄付金額に対してのPayPayポイントの付与およびPayPayステップは対象外となっている。

PayPayによる寄付機能の詳細

PayPayでの寄付方法の詳細はこちら

オンライン本人確認について

オンライン本人確認とは、インターネット上で本人確認書類を用いて身分証明を行う手続きのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• スマートフォンやPCから24時間いつでも手続きが可能
• 運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が必要
• なりすまし防止や不正利用対策として活用

PayPayを利用した寄付では、安全性と信頼性を確保するためにオンライン本人確認が必須となっており、PayPayマネーのみが利用可能である。これにより、不正利用を防止しつつ、ユーザーは1円から手軽に寄付できるようになっている。

Yahoo!ネット募金のPayPay対応に関する考察

Yahoo!ネット募金へのPayPay導入は、寄付のハードルを大きく下げる画期的な取り組みとなっている。PayPayユーザーはIDログインが不要で1円から手軽に寄付ができるようになり、若年層を中心とした新たな寄付者層の開拓につながる可能性が高いだろう。

一方で、オンライン本人確認の必要性や上限額の設定により、即座の高額寄付が制限される可能性も考えられる。しかし、これらの制限は不正利用防止の観点から重要であり、寄付文化の健全な発展に寄与するものだろう。

今後はPayPay以外の電子決済サービスへの対応拡大や、定期寄付機能の追加など、さらなる利便性向上が期待される。LINEヤフーには、寄付がより身近なものとなるようなサービス展開を期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「【Yahoo!ネット募金】すべての募金プロジェクトで「PayPay」によるオンライン寄付が可能に | LINEヤフー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000913.000129774.html, (参照 24-12-24).

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