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公開：2025-01-10

ELSOUL LABO B.V.がSolana開発ツールSLV v0をリリース、リモート管理とキーレスオペレーションで運用効率が向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ELSOUL LABO B.V.がSolana開発ツールSLV v0をリリース
• リモート管理とキーレスオペレーションで運用負荷を軽減
• テストネットFiredancerに対応し、移行を効率化

SLV v0のリモート管理機能とFiredancer対応によるSolana開発の効率化

ELSOUL LABO B.V.とValidators DAOは、Solanaネットワークの分散化とセキュリティ強化を推進するため、Solana開発ツールSLV v0を2025年1月9日にリリースした。従来のsolvをベースに開発されたSLVは、ノードに秘密鍵を置かずにすべての設定を手元で一元管理するキーレスオペレーションを実装し、不意の同時起動によるペナルティリスクを排除することが可能となっている。^[1]

SLVはPrometheusとGrafanaを活用したモニタリング機能を標準搭載しており、ネットワーク負荷やダウンタイムリスク、CPU・メモリ使用率といった主要指標を視覚的に把握することが可能となった。リモートからノードの状況を即座に確認できるため、早期の問題発見と対応が実現できるようになっている。

さらにSLVは、サーバーレスフレームワークSkeetの開発経験を活かし、バリデータ・RPCの運用管理からSolanaを活用するアプリケーション開発まで対応する総合ツールへと進化を遂げた。ローカル環境からワンコマンドでグローバルエッジサーバーにデプロイができ、トレード系の軽量アプリから大規模DeFiプロジェクトまで幅広い用途に対応している。

SLV v0の主要機能まとめ

SLVの詳細はこちら

キーレスオペレーションについて

キーレスオペレーションとは、ノードに秘密鍵を直接置かずに運用管理を行う方式のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 秘密鍵をノード外で一元管理し、セキュリティを強化
• ダミーキーによる起動で、ペナルティリスクを排除
• 必要なタイミングのみ鍵を差し替え、安全性を確保

SLVのキーレスオペレーションは、従来のsolvが抱えていたノード側での鍵と設定ファイルの直接管理による運用上の課題を解決している。SSH接続を行わずにインストールやアップデート、障害時の復旧を完結できるため、セキュリティと操作性が大幅に向上し、ノーダウンタイムでのノード移行も実現可能となっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Solana 開発ツールの決定版「SLV」v0 リリース。テストネット Firedancer に対応。 | ELSOUL LABO B.V.のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000143.000105962.html, (参照 25-01-10).

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