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ヤマトHDが物流の脱炭素化推進へ新会社設立、JERAグループと協業し再生可能エネルギー電力を提供開始

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • ヤマトHDが再エネ電力提供の新会社を設立
  • JERAグループと協業し電力事業を展開予定
  • 2025年度中に電力事業を本格始動

ヤマトHDが物流の脱炭素化に向けた新会社設立を発表

ヤマトホールディングス株式会社は物流の脱炭素化を推進するため、再生可能エネルギー由来電力を提供する新会社「ヤマトエナジーマネジメント株式会社」を2025年1月7日に設立したことを発表した。新会社は資本金1億円で、代表取締役社長には森下さえ子が就任している。[1]

この新会社設立の背景には、2050年温室効果ガス自社排出量実質ゼロと2030年GHG自社排出量48%削減という目標達成に向けた取り組みがある。EVや太陽光発電設備の導入、再エネ電力使用率の向上などを推進し、物流拠点に特化したエネルギーマネジメントシステムの開発も進めている。

ヤマトエナジーマネジメントは、国内発電大手のJERAグループと協業し、2025年度中に電力事業を開始する予定だ。車両を使用する事業者向けに、ヤマト運輸をはじめとする拠点や地域の発電事業者が発電した再エネ電力を提供することで、地域社会とともに物流の脱炭素化を推進していく。

新会社の概要まとめ

項目 詳細
会社名 ヤマトエナジーマネジメント株式会社
本社所在地 東京都中央区銀座2-16-10
資本金 1億円
設立年月日 2025年1月7日
代表者 代表取締役社長 森下さえ子
事業内容 再エネ電力などの調達・供給、太陽光発電設備への投資・管理、EMSを通じた電力の監視・制御

エネルギーマネジメントシステム(EMS)について

エネルギーマネジメントシステムとは、電力の需要と供給を最適化するためのシステムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 電力使用量のリアルタイムモニタリングと制御が可能
  • 需要予測に基づく効率的な電力供給の実現
  • 再生可能エネルギーの効率的な活用をサポート

ヤマト運輸は、NEDOのグリーンイノベーション基金事業の助成を受けて、物流拠点に特化したエネルギーマネジメントシステムを開発している。このシステムにより、EVフリート運用に最適な電力需給管理が可能となり、物流業界の脱炭素化に大きく貢献することが期待されている。

参考サイト

  1. ^ ヤマトホールディングス株式会社. 「物流の脱炭素化に向けて再エネ電力などを提供する新会社を設立― JERAグループと協業し、2025年度中に電力事業を開始 ― | ヤマトホールディングス株式会社」. https://www.yamato-hd.co.jp/news/2024/newsrelease_20250108_2.html, (参照 25-01-11).

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