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公開：2025-01-11

母子モ株式会社が母子手帳アプリ『母子モ』を埼玉県白岡市で提供開始、子育て支援のデジタル化が加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 白岡市が母子モアプリを導入し子育て支援を強化
• 680以上の自治体で採用されている電子母子手帳
• 予防接種管理や健診結果の記録が簡単に

白岡市の母子手帳アプリ『母子モ』の提供開始

母子モ株式会社は埼玉県白岡市において母子手帳アプリ『母子モ』を『子育て応援アプリ はぴモ』として2025年1月10日より提供を開始した。680以上の自治体で導入されているアプリが白岡市でも導入され、こども家庭庁が目指す令和8年度からの電子版母子健康手帳の原則化に先駆けて運用が始まったのである。^[1]

白岡市は「みんなで頑張（つく）る こどもの未来」をまちの目標像として掲げており、誰もが安心して子どもを産み育てられる環境作りを推進している。市内各地に設置されている子育て支援施設「はぴちる」「らぶちる」「ぷりちる」「虹」「いろどり」では、育児相談や親子教室の実施、成長記録の計測などを行っているのだ。

『子育て応援アプリ はぴモ』はスマートフォンやタブレット端末、PCに対応したサービスで、妊産婦と子どもの健康データの記録・管理が可能である。予防接種のスケジュール管理、出産・育児に関するアドバイスの提供、家族との共有機能、市からの地域情報配信など、育児や仕事に忙しい保護者をサポートする機能が実装されている。

母子手帳アプリ『母子モ』の主な機能まとめ

電子版母子健康手帳について

電子版母子健康手帳とは、従来の紙の母子健康手帳をデジタル化したものであり、妊娠期から子育て期までの健康記録を電子的に管理するシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• クラウド上でのデータ保存によるバックアップ機能
• 転居時や機種変更時のデータ継続利用が可能
• 自治体からのリアルタイムな情報配信に対応

母子モ株式会社は2030年までに妊娠から子育て期の手続きについて、必要な人に情報を届け、保護者や自治体、医療機関の手間を削減することをビジョンとして掲げている。子育て関連事業のデジタル化を支援するサービス『子育てDX®』では、厚生労働省の乳幼児の定期予防接種予診票のデジタル化に向けた地域実証を行うなど、積極的なDXの推進を行っているのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「母子手帳アプリ『母子モ』が埼玉県白岡市で提供を開始！ | 母子モ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000316.000099909.html, (参照 25-01-11).
2. 厚生労働省. https://www.mhlw.go.jp/index.html

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