ブロックチェーン

BLOCKCHAIN

公開：2025-01-11

PayPayとPPSCインベストメントサービスがポイント運用にビットコインコースを追加、暗号資産投資の疑似体験が可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• PayPayがミニアプリで「ビットコインコース」を追加
• 疑似運用体験サービスで業界初の自動追加機能を搭載
• 1月13日から提供開始し記念キャンペーンも実施

PayPayのミニアプリにビットコイン疑似運用体験コースが追加

PayPayとPPSCインベストメントサービスは2025年1月8日、PayPayのミニアプリで疑似運用体験ができるサービス「ポイント運用」において、新たに「ビットコインコース」の提供を開始すると発表した。主要なポイント運用サービス取扱業者で初めてビットコインに連動したコースで、PayPayポイントを自動追加できる機能を提供するのが特徴だ。^[1]

2025年1月13日から提供が開始される「ビットコインコース」は、代表的な暗号資産であるビットコインの現物価格への連動を目指すコースとなっており、口座開設などの手続きを行うことなく手軽にビットコインの疑似運用体験が可能となる。提供開始に合わせて実施されるキャンペーンでは、毎月合計11,100名に最大100%のPayPayポイントが当たる特典も用意されている。

「ポイント運用」サービスは2024年12月末時点で運用者数が1,900万人を突破しており、業界最大規模の実績を持つ。ビットコインコースの追加により全9コースとなり、ユーザーの運用スタイルや好みに合わせた選択肢がさらに拡充されることになった。

ビットコインコースの概要

暗号資産について

暗号資産とは、ブロックチェーン技術を利用してデジタル上で価値の移転を可能にする分散型の通貨システムを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 中央管理者不在の分散型システム
• ブロックチェーンによる高い改ざん耐性
• 国際送金の即時性と低コスト性

ビットコインは暗号資産の代表格として知られ、PayPayのポイント運用における新コースでもビットコインの価格変動に連動した運用体験が可能となっている。ポイント運用では実際の暗号資産取引は行わず、価格変動を模擬的に体験できるサービスとして提供される。

PayPayポイント運用のビットコインコース提供に関する考察

PayPayのビットコインコース提供は、一般ユーザーが暗号資産投資を身近に感じられる機会を創出する画期的な取り組みとなっている。特に実際の資金を使用せずポイントで運用体験ができる点は、投資初心者のリスク軽減と学習機会の提供という観点で高く評価できるだろう。

一方で暗号資産市場の価格変動は激しく、ポイント運用における損益計算やリスク管理の手法が重要な課題となる可能性が高い。運用者に対する適切な情報提供と、変動リスクを考慮した取引制限の設定が、サービスの健全な運営には不可欠だろう。

今後は実際の暗号資産取引への橋渡し役としての機能強化や、他の暗号資産への対応拡大なども期待される。暗号資産投資の普及に向けた啓蒙活動としての役割も、このサービスには期待できるはずだ。

参考サイト

1. ^ PayPay. 「PayPayアプリで資産運用の疑似体験ができる「ポイント運用」に、1月13日から新たに「ビットコインコース」を追加！ | PayPay株式会社」. https://about.paypay.ne.jp/pr/20250108/01/, (参照 25-01-11).

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