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公開：2025-01-16

アドバンテックがHailo-8搭載GPUカードEAI-3300を発表、高性能AIエンジンで52TOPSのAI処理能力を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アドバンテックがHailo-8搭載GPUカードEAI-3300を発表
• 最大52TOPSのAI性能と高い電力効率を実現
• 2025年1月より日本市場で販売開始予定

最新AIエンジンHailo-8を2基搭載したGPUカードEAI-3300

アドバンテックは、AIエンジンHailo-8を2基搭載したGPUカード「EAI-3300」を2024年12月に発表した。Hailo-8 AIエンジンを搭載したAIアクセラレーションモジュールは、同等の製品と比較して12倍以上の電力効率を達成しながら最大52TOPSのAI処理性能を実現している。^[1]

GPUカード「EAI-3300」は、最大15ワットの低消費電力で52TOPSのAI処理能力を提供することが可能になった。ロープロファイル設計により様々なシャーシ構成への容易な統合が可能であり、最適化された冷却ソリューションによって-40～70℃の温度範囲での信頼性の高い動作を実現している。

「EAI-3300」は、PCIe拡張スロットを備えたアドバンテックの産業用PCや組込みボードと互換性があり、医療画像解析や交通監視、欠陥検査などの要求の厳しいAIアプリケーションに最適な製品となっている。2025年1月より日本市場での販売を開始する予定だ。

EAI-3300の主な仕様まとめ

VPUについて

VPUとは「Vision Processing Unit」の略称で、画像処理や視覚認識タスクに特化した専用プロセッサーのことを指している。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 画像処理に最適化された演算ユニットを搭載
• 低消費電力で高速な並列処理が可能
• AIベースの画像認識処理を効率的に実行

VPUはCPUやGPUと比較して画像処理やAI処理に特化した設計となっているため、ビジョンAIアプリケーションのタスクを非常に効率的に実行することが可能である。Hailo-8 VPUを搭載したEAI-3300は、同等のAIモジュールやGPUカードと比較して12倍以上の電力効率を実現しながら、最大52TOPSのAI性能を達成している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「AIエンジン “Hailo-8” を2基搭載したGPUカード「EAI-3300」を発売 | アドバンテック株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000147.000073476.html, (参照 25-01-16).

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