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パナソニック コネクトが倉庫実行管理システムZetes Medeaを2025年2月から国内提供開始、物流現場のデジタル化を促進

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • パナソニック コネクトがZetes Medeaの国内提供を発表
  • 倉庫作業のデジタル化と省力化を実現するWESシステム
  • ZetesZeusによる配送業務の改善機能も提供開始

パナソニック コネクトが新たな倉庫・配送管理システムを2月から提供開始

パナソニック コネクト株式会社は倉庫実行管理システム「Zetes Medea」とデータコラボレーションプラットフォーム「Zetes Zeus」の2025年2月からの国内提供開始を発表した。物流倉庫における紙や目視の検品などアナログ作業のデジタル化を実現し、既存システムを活かしながら入荷から出荷までの業務プロセスを段階的に導入することが可能になる。[1]

Zetes Medeaは既存の経営管理システムや倉庫管理システムの機能を拡張し、月額サブスクリプション形式で提供されることで初期投資を抑制した導入を実現する。入荷検品やピッキング作業など、業務に課題のある部分のみ作業プロセス単位でのモジュール提供が可能であり、現場の運用への影響を最小限に抑えながらシステムを導入できるようになった。

ZetesZeusは配送業務において荷主事業者や物流事業者での実態把握が困難であった、ドライバーの運行実態や作業実態の可視化を可能にするプラットフォームである。配送先別の滞在時間や遅延率、トラブル履歴から、荷待ちや付帯作業の実態把握や傾向分析などの情報把握を容易に実現し、物流業界における課題解決に貢献するだろう。

倉庫・配送管理システムの主な機能まとめ

Zetes Medea Zetes Zeus
主な機能 倉庫作業のデジタル化 配送データの分析・可視化
導入形態 月額サブスクリプション ライセンス制
特徴 既存システムとの連携可能 ZetesChronosとの連携

倉庫実行管理システムについて

倉庫実行管理システム(WES)とは、在庫管理や入庫、ピッキングなど現場の作業データをリアルタイムに把握するソフトウェアのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 作業プロセス単位での導入が可能
  • 既存システムとの連携性が高い
  • リアルタイムでの作業進捗管理

倉庫実行管理システムは既存の基幹システムに追加する形で機能拡張を実現する特徴を持っている。将来的には人の作業の他、カメラを用いた検品作業の省人化や、自律走行搬送ロボット、ロボットアームや自動倉庫との連携に対応していくことが期待されている。

参考サイト

  1. ^ Panasonic. 「サプライチェーンの現場業務をアップデートする 倉庫実行管理システム「ZetesMedea(TM)」デーチェーンの現場業務をアップデートする倉庫実行管理システム「ZetesMedea(TM)」デー | 新製品・サービス | 製品・サービス | プレスリリース | Panasonic Newsroom Japan : パナソニック ニュースルーム ジャパン」. https://news.panasonic.com/jp/press/jn250115-1, (参照 25-01-16).

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