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KPMGが経理財務部門のAI活用状況を発表、リーダー企業の57%が期待以上のROIを達成し今後の展開に期待

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

KPMGが経理財務部門のAI活用状況を発表、リーダー企業の57%が期待以上のROIを達成し今後の展開に期待

PR TIMES より


記事の要約

  • KPMGが経理財務部門のAI活用調査を発表
  • 約7割の企業がAIを活用し高いROIを達成
  • 生成AIが今後の重要優先事項に

企業の経理財務部門におけるAI活用状況と今後の展望

KPMGインターナショナルは23カ国の企業2,900社を対象とした調査レポート「AIを用いたこれからの財務報告(拡大版)」を2025年1月20日に発表した。調査結果から企業の経理財務部門においてAI導入が進んでおり、現在71%の企業がAIを活用し、その中の41%が中程度から広範囲にAIを導入していることが明らかになった。[1]

AIに関する投資は機械学習やディープラーニング、生成AIなど幅広い分野で行われており、AI成熟度の高い「リーダー」企業の57%がROIは期待以上であると回答している。財務報告は最も一般的なAIの使用分野となっており、財務管理やリスク管理、税務業務を含む経理財務部門業務全般にAIの活用範囲が拡大している。

地域別のAI活用状況では、中国が66%、米国が62%と先行している一方で、日本は47%、英国は41%、シンガポールは34%とばらつきが見られる状況だ。業界別では金融サービス業界が29%と高水準である一方、ヘルスケア業界は16%と低水準になっており、売上高100億米ドル以上の企業では41%が「リーダー」となっている。

AI活用企業の分類と特徴まとめ

リーダー フォロワー ビギナー
企業割合 24% 58% 18%
ROI期待以上の割合 57% 30% 25%
IT予算のAI投資比率 13% 7% 7%

ROIについて

ROIとは「Return on Investment(投資収益率)」の略称で、投資に対してどれだけの利益が得られたかを示す指標のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 投資効率を測定する重要な経営指標
  • 投資額に対する収益の割合を数値化
  • 事業や投資の採算性を評価する基準

本調査におけるROIの測定では、AI導入による意思決定の品質向上や洞察の提供、報告スピードの向上、生産性向上やコストの低下など幅広いメリットが考慮されている。特に「リーダー」企業では57%がROIは期待以上と回答しており、AI投資による高い投資効果が確認されている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「KPMG、「AIを用いたこれからの財務報告(拡大版)」を発表 | KPMGジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000141127.html, (参照 25-01-20).

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