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サンワサプライが全ポートPoE+対応スイッチングハブ新製品を発売、高出力給電と安定性を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • 全ポートがPoE+対応のスイッチングハブ2製品を発売
  • 16ポート・24ポートの2モデルを市場投入
  • 1ポートあたり最大30Wの給電が可能

サンワサプライがPoE+対応スイッチングハブ新製品を発売

サンワサプライ株式会社は2024年2月6日、全ポートがPoE+に対応したスイッチングハブ「LAN-GIGAPOE」シリーズ2製品を市場に投入した。市場想定価格は16ポートの「LAN-GIGAPOE1601」が8万6900円で、24ポートの「LAN-GIGAPOE2401」が10万7800円となっている。[1]

両製品の共通機能として、レイヤー2ギガビット対応とIEEE802.3af/at(PoE、PoE+)規格への準拠が挙げられる。LEDとビープ音によるループ検知機能を搭載しており、ネットワークの安定性を確保することが可能だ。

電源内蔵タイプの設計を採用しており、コンセント周りをすっきりと配線することができる。また、耐熱温度は50度までに対応しており、工場や倉庫などの過酷な環境下でも安定した動作を実現している。

LAN-GIGAPOEシリーズの機能まとめ

項目 詳細
対応規格 IEEE802.3af/at(PoE、PoE+)
給電能力 1ポートあたり最大30W(at規格)、15.4W(af規格)
通信速度 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
主要機能 ループ検知機能、AUTO-MDIX機能、省電力機能
動作環境 温度0~50℃、湿度5~95%(結露なきこと)

PoE+について

PoE+とは、Power over Ethernetの拡張規格であり、LANケーブルを通じて接続機器に電力を供給する技術のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 1ポートあたり最大30Wまでの給電が可能
  • 従来のPoEと比べて約2倍の電力供給能力
  • 高出力なネットワーク機器への安定した電源供給を実現

LAN-GIGAPOEシリーズでは、全ポートでPoE+規格に対応することで、高性能な監視カメラやワイヤレスアクセスポイントなどの接続機器への電力供給を実現している。IEEE802.3af/at規格に準拠することで、様々なPoE対応機器との互換性を確保することが可能だ。

LAN-GIGAPOEシリーズに関する考察

全ポートでPoE+に対応した設計は、監視カメラやアクセスポイントの柔軟な設置を可能にする重要な特徴となっている。また、ループ検知機能によってネットワークの安定性が向上し、管理者の運用負担を軽減することが期待できるだろう。

今後の課題として、消費電力の最適化やさらなる給電能力の向上が挙げられる。電力効率の改善や省エネ機能の強化によって、運用コストの削減につながる可能性があるだろう。

将来的には、IoTデバイスの普及に伴い、より多くの機器への給電需要が高まることが予想される。LAN-GIGAPOEシリーズには、そうしたニーズに応える製品としての発展が期待できる。

参考サイト

  1. ^ サンワサプライ株式会社. 「LAN-GIGAPOE1601【レイヤー2ギガビット対応PoEスイッチングハブ(16ポート)】全ポートIEEE802.3af/at(PoE、PoE+)に対応したレイヤー2ギガビット対応PoEスイッチングハブ。ループ検知機能搭載でビープ音によるアラート通知が可能。16ポート。|サンワサプライ株式会社」. https://www.sanwa.co.jp/product/syohin?code=LAN-GIGAPOE1601, (参照 25-02-08).

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