DX

ディーエックス

公開：2025-02-14

OSPホールディングスがJP2025・印刷DX展に出展、環境配慮型製品と高付加価値製品で新時代の印刷技術を提案

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• OSPホールディングスがJP2025・印刷DX展に出展
• 真価と進化の2つのコンセプトで製品を展示
• 環境配慮型製品など新しい加工技術を紹介

OSPホールディングスのJP2025・印刷DX展への出展概要

OSPグループの中核企業である大阪シーリング印刷株式会社は、2025年3月13日と14日にインテックス大阪3号館で開催されるJP2025・印刷DX展への出展を発表した。OSPグループは「OSPの真価と進化」をコンセプトに、ワンストップでの製造体制と新しい加工技術、環境への取り組みを紹介する予定である。^[1]

展示内容の「真価」では、和紙の四辺をちぎって高級感を演出した「ちぎり和紙」やキラキラの光沢とザラザラのツヤ消しを組み合わせた「ハジキニス加工」などの独自技術を提案する予定だ。シール・ラベル、フィルム製品、紙製パッケージ、販促ツールまでを一括で制作できる総合的な製造能力も紹介される。

「進化」では、結露面にも貼り付け可能な「チルピタサーマル」や水貼りサーマルテープ、ボイル可能な「yudemo」などの新製品と共に、脱プラスチックフィルムの「ペーパック」やパームヤシカサを活用した「パームヤシックスラベル」など、環境配慮型製品を展示する予定である。

JP2025・印刷DX展の開催概要

JP2025・印刷DX展の詳細はこちら

ワンストップサービスについて

ワンストップサービスとは、複数の工程や作業を一箇所で完結させることができるサービス体制のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 製造工程の一元管理による効率化
• 品質管理の一貫性の確保
• コスト削減と納期短縮の実現

OSPグループは、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促ツールまでをワンストップで製造する体制を構築している。全国18ヵ所に生産拠点を置き、資材調達から製造、研究開発まで多岐にわたる業務を展開することで、高品質な製品の安定供給を実現しているのだ。

OSPグループの印刷DX展出展に関する考察

OSPグループの今回の展示会出展は、環境配慮型製品と高付加価値製品の両立という観点で重要な意味を持っている。特に脱プラスチックフィルムの「ペーパック」やパームヤシカサを活用した環境配慮型製品は、サステナビリティへの取り組みを具体的に示す製品として注目を集めるだろう。

今後の課題として、環境配慮型製品の性能や耐久性の向上が挙げられる。既存の製品と同等以上の機能性を確保しつつ、環境負荷を低減する技術開発が必要になってくるはずだ。開発コストの上昇や原材料の安定調達なども重要な検討事項となるだろう。

印刷業界全体のDX推進において、OSPグループの取り組みは一つのモデルケースとなり得る。ワンストップサービスの強みを活かしながら、環境配慮型製品の開発を進めることで、業界全体の持続可能な発展に貢献することが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「3月13、14日、第49回「JP2025・印刷DX展」に出展 | 株式会社OSPホールディングスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000113373.html, (参照 25-02-14).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧「DX」に関するニュース一覧