シースリーレーヴと東京システムハウスがBubbleを活用したBIツール開発で協業、COBOL資産の有効活用へ
記事の要約
- シースリーレーヴと東京システムハウスが協業を開始
- COBOL資産を活用したBIツール提供を目指す
- ノーコードツールBubbleを用いたデータ分析基盤を構築
シースリーレーヴと東京システムハウスのBIツール開発協業
シースリーレーヴ株式会社と東京システムハウス株式会社は、2025年2月13日にノーコードツールBubbleを用いて既存のCOBOL資産を活かしたBIツール提供に向けた協業を開始した。両社は膨大なCOBOL資産のオープン化後のデータ活用ニーズに応えるため、シースリーレーヴがノーコード開発技術を活かしたデータ分析基盤の構築とBIツール開発を担当することになっている。[1]
東京システムハウスは1995年からマイグレーション事業を展開しており、メインフレーム上のCOBOL資産をオープン環境へ移行するサービス「MMS」を提供している。同社は独自のフレームワークAJTOOLを活用し、250件以上のマイグレーション実績を持つことから、レガシーシステムの移行支援を担当することで、効率的なシステム刷新を実現できる。
両社の協業により、COBOL資産とノーコードツールを連携できる新サービスが提供され、マイグレーションからデータ利活用まで一貫したサポートが可能になる。社内情報のグラフ化や比較、リアルタイムでの可視化といったデータ活用に関する要望に応えることで、企業の基幹システムが持つ有用なデータの活用を促進することができる。
新サービスの特徴まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
協業開始日 | 2025年2月13日 |
シースリーレーヴの役割 | ノーコード開発技術を活用したデータ分析基盤構築とBIツール開発 |
東京システムハウスの役割 | レガシーシステムの移行支援とMMSサービスの提供 |
主要技術 | Bubble、AJTOOL、MMS |
マイグレーション実績 | 250件以上 |
COBOLについて
COBOLとは、Common Business Oriented Languageの略称で、業務システムの開発に広く使用されているプログラミング言語であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 英語に近い文法で可読性が高い
- 大量データ処理や計算処理に適している
- 基幹システムで長年使用されている実績がある
メーカーによる汎用機の供給・保守の終了やエンジニア不足を理由に、COBOL資産のオープン化が課題となっている。基幹システムに蓄積された膨大なデータを活用するため、マイグレーションサービスやBIツールの需要が高まっており、企業のデジタルトランスフォーメーションを推進する重要な要素となっている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「シースリーレーヴと東京システムハウスが既存のCOBOL資産を活かし、ノーコードツールBubbleを用いてBIツール提供に向けた協業を開始 | シースリーレーヴ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000124.000034517.html, (参照 25-02-14).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
- MicrosoftがAzure Storage Data Movement libraryを刷新、データ転送機能の強化とセキュリティ統合により利便性が向上
- 楽天が日本語大規模言語モデルRakuten AI 2.0を公開、高性能な言語処理と商業利用の促進へ
- MicrosoftがVisual Studio 2022 v17.14 Preview 1をリリース、安定性とAI機能の強化で開発者の生産性向上を実現
- MicrosoftがPowerShell 7.5を正式リリース、セキュリティと安定性の強化でプラットフォームの信頼性が向上
- 【CVE-2025-0899】PDF-XChange Editor 10.3.1.387にUse-After-Free脆弱性、遠隔でのコード実行が可能に
- 【CVE-2024-13440】Super Store Finder 7.0にSQLインジェクションの脆弱性、認証不要でXSS攻撃が可能に
- 【CVE-2025-25160】WordPress用プラグインStyle Tweaker 0.11以前にCSRFとXSS脆弱性が発見、早急な対応が必要に
- 【CVE-2025-0302】OpenHarmony v4.1.2に整数オーバーフロー脆弱性、ローカル攻撃によるサービス拒否の可能性
- 【CVE-2025-25167】WordPress BookPress 1.2.7にアクセス制御の脆弱性、早急な対応が必要に
- 【CVE-2025-0303】OpenHarmony v4.1.2のLiteos_aにバッファオーバーフロー脆弱性、権限昇格のリスクが深刻化