FanplusとFanplaがFireblocksと契約締結、日本初の組み込み型ウォレット導入で音楽業界のWeb3.0経済圏構築へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

FanplusとFanplaがFireblocksと契約締結、日本初の組み込み型ウォレット導入で音楽業界のWeb3.0経済圏構築へ

PR TIMES より


記事の要約

  • FanplusとFanplaがWeb3.0プロジェクトを推進
  • FireblocksのMPC技術を活用した組み込み型ウォレットを導入
  • 音楽エンターテインメント業界の経済圏構築を目指す

FanplusとFanplaがFireblocksと契約締結、日本初の組み込み型ウォレット導入へ

株式会社Fanplusと株式会社Fanplaは、音楽エンターテインメント業界におけるWeb3.0経済圏の構築プロジェクトを推進するため、Fireblocksとの契約を2025年2月19日に締結した。FireblocksのMPC技術を活用した組み込み型ウォレットの導入により、利用者は暗号資産をより安全かつ直感的に管理できる環境が実現される。[1]

本プロジェクトでは、アーティストとファンが互いに活動価値を最大化できる新たなWeb3.0エンターテインメント経済圏の創出を目指している。プロジェクトの一環として、Fanpla社が新規暗号資産の発行体となってIEOを実施し、エンターテインメント業界に対応するトークンの発行を検討しているのだ。

Fireblocksは昨年12月に日本オフィスを設立し、アジア太平洋地域での影響力拡大を進めている。最新のMPC技術と直感的なインターフェースを融合させることで、従来のデジタルウォレットが抱えていた利便性の障壁やセキュリティ上の課題を根本から解決し、幅広いユーザーが安心して利用できるサービスを提供する。

Fireblocksの主要機能まとめ

項目 詳細
事業内容 デジタル資産インフラの提供
主要機能 カストディ、トークン化、決済、清算、取引業務の効率化
取引規模 7兆ドル超のデジタル資産取引
対応範囲 100以上のブロックチェーン、2億5,000万以上のウォレット
利用企業数 BNYメロン、Galaxy、Revolutなど2,000以上
Fireblocksの詳細はこちら

MPCについて

MPCとは「Multi-Party Computation」の略称で、複数の当事者が共同で暗号計算を行うことができる暗号技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 秘密鍵を分散管理し、単一障害点を排除
  • 高度なセキュリティと利便性を両立
  • デジタル資産の安全な管理を実現

FireblocksのMPC技術は、デジタル資産管理において革新的なソリューションを提供している。従来のデジタルウォレットが抱えていた利便性の障壁やセキュリティ上の課題を解決し、音楽エンターテインメント業界におけるWeb3.0経済圏の構築に重要な役割を果たすだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「FanplusとFanplaが協働するWeb3.0プロジェクト本格始動に向けて、Fireblocksとの契約を締結。日本初となるFireblocks提供の組み込み型ウォレットを導入。 | 株式会社Fanplusのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000511.000002848.html, (参照 25-02-20).

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