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公開：2025-02-22

JR東日本がバーチャルSNS「ZEPETO」に新ワールド「GET TRAIN」をオープン、山手線をモチーフにした90種類の駅オーラが獲得可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• JR東日本がバーチャルSNS「ZEPETO」にワールド「GET TRAIN」をオープン
• 山手線各駅をモチーフにした90種類の駅オーラアイテムが獲得可能
• 「JRE WALLET」との連携機能を今後追加予定

JR東日本のZEPETOワールド「GET TRAIN」がオープン

株式会社ジェイアール東日本企画は、世界で5億人以上のユーザー数を誇るバーチャルSNS「ZEPETO」において、JR東日本のオリジナルワールド「GET TRAIN」を2025年2月17日にリリースした。山手線の各駅をモチーフとした90種類のレアアイテム「駅オーラ」が獲得できるコンテンツとなっており、アスレチックやガチャ、コレクション要素を組み合わせた独自の体験を提供している。^[1]

バーチャル空間内では改札機から電車に乗り込み、様々な駅や街を探索することでエネルギーを獲得することが可能だ。獲得したエネルギーはガチャエリアで駅オーラと交換でき、フォトブースエリアではアバターに装着した駅オーラを使用して写真や動画の撮影を楽しむことができる。

今後は「JRE WALLET」アプリとの連携機能が予定されており、実際のSuicaの利用履歴に応じた特典をバーチャル空間内で受け取れるようになる可能性がある。現在は山手線のみが対象路線となっているが、今後は他の主要路線への展開も予定されている。

GET TRAINの機能まとめ

JRE WALLETの詳細はこちら

バーチャルSNSについて

バーチャルSNSとは、仮想空間上でコミュニケーションを取ることができるソーシャルネットワーキングサービスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• アバターを通じた自己表現が可能
• 独自の仮想空間でコンテンツを展開
• 没入感のある体験を提供

ZEPETOは2018年以降、5億人以上のグローバルユーザーを獲得し、世界中の人気ブランドやIPとのコラボレーションを展開している。ZEPETOのプラットフォームは数百万人のクリエイターが活動する場となっており、最も直感的で没入感のある仮想空間の一つとして評価されている。

GET TRAINに関する考察

GET TRAINの登場は、鉄道会社のデジタルトランスフォーメーションにおける新たな試みとして注目に値する。バーチャル空間という新しい領域に参入することで、若年層を中心とした新規ユーザーの獲得や、従来にない形での鉄道文化の発信が期待できるだろう。

今後の課題として、コンテンツの継続的な更新やユーザーエンゲージメントの維持が挙げられる。特に実際の鉄道利用との連携機能については、プライバシーやセキュリティの観点から慎重な設計が必要になると考えられる。

将来的には他の主要路線への展開や、駅周辺施設との連携など、バーチャルと現実をシームレスに結ぶ機能の追加が期待される。GET TRAINが鉄道とデジタル技術の融合における先駆的な事例となり、新しい価値創造につながることを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「アジア最大規模のバーチャルSNS「ZEPETO」にJR東日本のワールド「GET TRAIN」をオープン！ | 株式会社ジェイアール東日本企画のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000468.000041458.html, (参照 25-02-22).

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