公開:

DatumixがSHARPの共創プログラムに採択、デジタルツイン技術で次世代自動倉庫の開発へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

DatumixがSHARPの共創プログラムに採択、デジタルツイン技術で次世代自動倉庫の開発へ

PR TIMES より


記事の要約

  • DatumixがSHARPの共創プログラムBusiness Creationに採択
  • 次世代自動倉庫へデジタルツイン技術を組み込み展開
  • 倉庫の全体最適化を目指しSHARPと協業開始

SHARPとDatumixの共創プログラム採択で物流DXが加速

デジタルツイン技術で物流DXを支援するDatumix株式会社は2025年2月1日、SHARP株式会社が主催する共創プログラム「Business Creation」の生産/倉庫システム連携および数理最適化計算カテゴリーに採択された。SHARPの共創プログラムは、カスタマーニーズや社会課題に対応し将来的な事業化を視野に入れた革新的なソリューションを共創することを目的としている。[1]

シリコンバレーを拠点とするDatumix Inc.は2017年5月に設立されたAI開発企業で、デジタルツインとAI技術を組み合わせた最先端のDXソリューションを提供している。日本法人のDatumix株式会社は2018年8月に設立され、米国と日本の両拠点から世界中の最新の論文や事例を収集し日本国内に導入を進めている。

本プログラムでは、Datumixの技術をSHARPの次世代自動倉庫に組み込み、新たなソリューションやサービス展開を進めていく方針だ。SHARPの事業所を活用した実証実験を通じて、ソリューションの価値を高めていくことが計画されている。

共創プログラムの概要まとめ

項目 詳細
プログラム名 SHARP Business Creation
採択カテゴリー 生産/倉庫システム連携および数理最適化計算
採択企業 Datumix株式会社
採択日 2025年2月1日
実施内容 次世代自動倉庫へのデジタルツイン技術の組み込み

デジタルツインについて

デジタルツインとは、現実空間の事象をデータ化し、仮想空間に現実空間の「双子」を構築する技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 現実空間のデータをリアルタイムに仮想空間へ再現
  • 危険性の高い事象や災害の検証が可能
  • 高価な機器導入前の効果検証を実施可能

物流分野におけるデジタルツインは、倉庫内の作業効率化や自動化装置の最適配置、作業動線の改善などに活用されている。SHARPとの共創プログラムでは、このデジタルツイン技術を活用して次世代自動倉庫の効率化と最適化を目指すことになる。

SHARPとDatumixの共創プログラムに関する考察

デジタルツイン技術とAIを組み合わせた物流DXの取り組みは、人手不足や作業効率化という物流業界の課題解決に大きく貢献する可能性を秘めている。特にSHARPの事業所を活用した実証実験は、理論だけでなく実践的なソリューション開発につながることが期待できるだろう。

今後の課題として、デジタルツインで構築した仮想空間と現実の倉庫運営との整合性確保が挙げられる。データの精度や更新頻度、システムの応答速度など、実用化に向けては様々な技術的課題をクリアする必要があるだろう。

将来的には、デジタルツイン技術を活用した物流戦略の立案や、AIによる自動最適化など、より高度な活用方法への展開も期待される。次世代自動倉庫の実現に向けて、両社の技術力を結集した革新的なソリューションの開発に注目が集まる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「SHARPの共創プログラム「Business Creation」に採択 | Datumix株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000041816.html, (参照 25-02-26).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧「DX」に関するニュース一覧
アーカイブ一覧
DXに関する人気タグ
DXに関するカテゴリ

ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。