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モースマイクロが世界初のWi-Fi 4とWi-Fi HaLowデュアル認証ルーターHaLowLink 1を発表、IoTデバイスの長距離通信を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

モースマイクロが世界初のWi-Fi 4とWi-Fi HaLowデュアル認証ルーターHaLowLink 1を発表、IoTデバイスの長距離通信を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • モースマイクロがWi-Fi 4とWi-Fi HaLowのデュアル認証ルーターを発表
  • HaLowLink 1は世界初のデュアル認証を取得したルーター
  • Mouserにて16,335円で開発者向けに販売開始

モースマイクロがWi-Fi HaLowとWi-Fi 4のデュアル認証ルーターを発表

モースマイクロは2025年2月20日、Wi-Fi 4とWi-Fi HaLowのデュアル認証を取得した世界初のルーターHaLowLink 1の発売を発表した。FCC、IC、RCM認証を取得したこの画期的なデバイスは、長距離かつ省電力のWi-Fi HaLowと従来のWi-Fi 4接続を単一のコンパクトなゲートウェイで実現することが可能になった。[1]

HaLowLink 1の中核にはモースマイクロのWi-Fi CERTIFIED HaLow MM6108シリコンが搭載され、Mediatek MT7621AデュアルコアCPUとMT7603E 2×2 Wi-Fi 4ソリューションによって従来のWi-Fiデバイスとのシームレスな統合を実現している。Wi-Fi 4の最大300Mbpsとwi-Fi HaLowの32Mbpsの通信速度により広範な環境での強固な接続性を確保することが可能だ。

HaLowLink 1は現在北米、カナダ、オーストラリアで認証を取得しており、EMEAおよびAPAC市場への展開も計画されている。開発者、システムインテグレーター、メーカーはMouserを通じて16,335円で購入することが可能であり、Wi-Fi HaLowの機能を探索するためのコスト効率の良いソリューションを提供することになるだろう。

HaLowLink 1の主な機能まとめ

機能 詳細
Wi-Fi HaLowネットワーク構築 900MHz帯Wi-Fi HaLow対応クライアントデバイス用のネットワーク構築が可能
デバイス接続 従来のWi-Fi 4およびイーサネットデバイスをWi-Fi HaLowネットワークに接続可能
通信範囲拡大 複数のHaLowLink 1を使用して通信困難な場所へのネットワーク拡張が可能
仮想ワイヤ機能 2台のHaLowLink 1でイーサネットケーブルを置き換え、長距離ワイヤレス接続を実現
モースマイクロの詳細はこちら

Wi-Fi HaLowについて

Wi-Fi HaLowとは、IoTデバイス向けに設計された新しいWi-Fi規格であり、以下のような特徴を持っている。

  • 900MHz帯を使用した長距離通信が可能
  • 従来のWi-Fiと比べて消費電力を大幅に削減
  • 建物や障害物を透過しやすい特性を持つ

Wi-Fi HaLowは従来のWi-Fiネットワークの100倍の面積をカバーし、10倍の通信距離を実現することが可能である。スマートホーム、産業用オートメーション、スマートシティなど、さまざまな分野におけるIoT接続の革新的なソリューションとして期待が高まっている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「モースマイクロ、世界初のWi-Fi 4とWi-Fi HaLowのデュアル認証ルーター、HaLowLink 1を発表、 Mouser.comにて16,335円で発売中 | Morse Micro PTY. LTD.のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000096406.html, (参照 25-02-21).

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