アルサーガパートナーズとDONUTS社がAI活用で業務提携、ジョブカンの新サービス開発で競争力強化へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

アルサーガパートナーズ株式会社とDONUTS社は2025年2月27日、AIを活用した新規事業開発および提供を目的とした包括的業務提携契約を締結した。両社は人材採用支援や業務効率化をテーマに、AIを活用した革新的なソリューションの開発に取り組むことで合意している。^[1]

現在、両社は「ジョブカンAIサービス(仮称)」を共同開発中であり、既存のジョブカンユーザーにとってさらなる付加価値を提供することを目指している。このサービスは、バックオフィス業務の新たなスタンダードとなることが期待されており、近日中に詳細が発表される予定だ。

また、両社は定期的な情報交換と協議を行い、最新技術や市場動向の共有、進捗状況の確認、さらなる施策を見据えた戦略的な議論を展開していく。さらに、環境負荷を軽減するサービスや社会的課題を解決するAIソリューションの開発にも注力する方針である。

項目	詳細
サービス構成	勤怠管理、経費精算、ワークフロー、採用管理、労務HR、給与計算、会計、見積/請求書、BPO
導入実績	累計25万社、有料ID数300万突破
対象範囲	企業の創業期から成熟期まであらゆるステージ・規模に対応
受賞実績	ITトレンド年間ランキング2024で7部門第1位

バックオフィス業務とは、企業の管理部門が担当する間接業務全般を指す概念であり、主に以下のような特徴がある。

ジョブカンシリーズは、これらのバックオフィス業務をクラウド型ERPシステムとして統合的に提供している。勤怠管理から会計業務まで幅広い機能を備え、ITトレンド年間ランキング2024では複数部門で首位を獲得するなど、高い評価を得ている。

アルサーガパートナーズとDONUTS社の業務提携は、AIによるバックオフィス業務の革新という点で大きな意義を持つ。両社の技術力とノウハウの融合により、既存のジョブカンユーザーに対してより高度な業務効率化ソリューションを提供できる可能性が高まっている。

今後の課題として、AIシステムの精度向上や既存システムとの互換性確保が挙げられる。特に人事や経理などの重要業務においては、AIの判断に対する信頼性の担保が不可欠であり、段階的な機能実装と十分な検証期間の確保が必要となるだろう。

将来的には、単なる業務効率化にとどまらず、経営判断支援やリスク予測など、より高度な領域へのAI活用が期待される。また、環境負荷軽減や社会課題解決といったサステナビリティ面での貢献も、今後の重要な展開方向となっていくだろう。

^ PR TIMES. 「アルサーガパートナーズ、ジョブカンを運営するDONUTS社と、AIを活用した事業展開を目指し包括的業務提携契約を締結 | アルサーガパートナーズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000220.000028308.html, (参照 25-02-28).

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