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公開：2025-02-28

アルファクスの掃除ロボットα9号がイノゲート大阪に導入、エレベーター連携とセキュリティゲート対応で清掃効率が向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アルファクスのAIロボット「α9号」がイノゲート大阪に導入
• エレベーター連携機能とセキュリティゲート対応を実現
• オフィスエリアの6階から22階まで自動清掃が可能に

アルファクスの掃除ロボットα9号がイノゲート大阪へ導入

株式会社アルファクス・フード・システムは、AIロボット「サービスショット」シリーズの掃除ロボット「α9号 Sveabot TM S100」をJR西日本メンテックを通じてイノゲート大阪に導入した。イノゲート大阪はJR大阪駅直上に位置し、西口改札と直結する利便性の高い複合施設であり、オフィスエリアと商業エリアで構成されている。^[1]

掃除ロボットα9号は3基のエレベーターを乗り継いで各階を清掃できるようエレベーター連携機能を強化し、本機初となるセキュリティゲート対応を実現した。オフィス共有スペースがある6階からオフィスエリアの22階まで、効率的な清掃作業が可能になっている。

アルファクスは今回の機能追加により、自動でのフロア移動による清掃効率の向上を実現した。労働力不足への対応だけでなく、スタッフの負担軽減にも貢献し、働き方改革を推進する狙いがある。

α9号の新機能まとめ

セキュリティゲートについて

セキュリティゲートとは、建物や施設への入退館を管理・制御するためのシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• IDカードやICカードによる入退館管理が可能
• 不正進入の防止と入退館記録の管理
• 来訪者と従業員の動線分離による安全性確保

イノゲート大阪では、オフィスエリアのセキュリティ強化のためにセキュリティゲートを導入している。α9号はこのセキュリティゲートに対応することで、共有スペースからオフィスエリアまでシームレスな清掃作業を実現し、ビル全体の清掃効率を向上させることに成功した。

α9号の導入に関する考察

イノゲート大阪へのα9号導入は、ビルメンテナンス業界における自動化の重要な一歩となっている。エレベーター連携機能とセキュリティゲート対応により、これまで人手に頼っていた清掃作業の多くを自動化できるようになったことは、人手不足が深刻化する清掃業界において画期的な進展だ。

一方で、清掃ロボットの運用にあたっては新たな課題も予想される。セキュリティゲートやエレベーターとの連携においてトラブルが発生した場合の対応手順の確立や、清掃スタッフとロボットの適切な役割分担の設計が必要になるだろう。

今後は清掃以外の業務への展開も期待される。警備や配送など、ビル内で行われる様々な業務において、セキュリティゲートやエレベーターと連携したロボットの活用が進む可能性が高い。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「イノゲート大阪」掃除ロボットを採用　エレベーター連携、本機初セキュリティゲート対応　共有スペースからオフィスエリア（６～２２階）を移動しながらお掃除 | 株式会社アルファクス・フード・システムのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000064213.html, (参照 25-02-28).

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