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DESIGN

公開：2025-03-01

住友不動産商業マネジメントが組み立て式モバイル茶室のイベントを開催、羽田エアポートガーデンで伝統と革新の融合を体験できる機会を提供

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 宮大工と茶道家が組み立て式モバイル茶室を考案
• 羽田エアポートガーデンでレセプションイベントを開催
• 茶道体験と茶室組み立て実演を実施予定

組み立て式モバイル茶室が羽田エアポートガーデンに登場

住友不動産商業マネジメント株式会社は、宮大工棟梁の市川晶麻氏と茶道家の保科眞智子氏が手掛けた組み立て式モバイル茶室のレセプションイベントを2025年3月2日に開催することを発表した。このモバイル茶室は2019年のパリ国際展示会で世界的な注目を集め、日本の伝統文化を国際的に発信する新しい取り組みとして評価されている。^[1]

モバイル茶室は宮大工の技術と茶の湯の精神を融合させた革新的な設計により、わずか1時間での組み立て・解体を可能にした画期的なシステムを採用している。この茶室は次世代の職人育成や文化継承、森林保護への意識向上、そして日本文化の国際発信という3つの重要な目的を掲げて開発された。

イベントでは茶室の組み立て実演に加え、バイリンガル茶道家による茶道体験が提供される。プレミアム席は既に満席となっており、イベント観覧席では茶道体験とともに鉋削り体験も含まれ、日本の伝統工芸を総合的に体験できる機会となっている。

モバイル茶室イベントの詳細まとめ

イベント詳細はこちら

宮大工について

宮大工とは、神社仏閣や文化財、数寄屋茶室などの伝統的な木造建築を手掛ける高度な技術を持つ職人のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 伝統的な木造建築技術を継承し、文化財の保存修復を担う
• apprenticeshipシステムによる技術と知識の次世代への伝承
• 建築物の設計から施工まで一貫した技術を保有

花升木工社寺建築は宮大工の伝統技術を守り続ける企業として、職人育成にも力を入れている。毎年世界中から多くの外国人が弟子入り体験に訪れ、代表取締役の市川晶麻氏は現役の宮大工職人として現場指導も行いながら、伝統技術の継承と革新的なプロジェクトの両立を図っている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「宮大工×茶道家が創る、組み立て式「モバイル茶室」お披露目！パリを魅了した空間が「羽田エアポートガーデン」に登場！ | 住友不動産商業マネジメント株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000316.000062100.html, (参照 25-03-01).

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