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デジタルハリウッドとneoAIがクリエイティブ教育特化型AI『Ututor』を共同開発、6月よりβ版提供開始へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

デジタルハリウッドとneoAIがクリエイティブ教育特化型AI『Ututor』を共同開発、6月よりβ版提供開始へ

PR TIMES より


記事の要約

  • デジタルハリウッドとneoAIがチューターAI『Ututor』を共同開発
  • 2025年6月からβ版の提供を開始し学生利用を実施
  • 作品評価と学習アドバイスを提供する教育支援システム

デジタルハリウッドとneoAIが共同開発したチューターAI『Ututor』の詳細

デジタルハリウッドとneoAIは、クリエイティブ教育に特化した学習支援AI『Ututor』を2025年3月11日に発表した。両社は2024年10月より3DCGやグラフィックなどのクリエイティブ領域におけるAI活用の可能性を議論し、学生・受講生の課題作品に対する評価と学習アドバイスを提供するチューターAIの開発を実施している。[1]

チューターAI『Ututor』は、世界観や構図、ライティング、モデリングなどを分析し具体的な改善点を提示する機能を備えており、AIの評価レベルをNormalとHardから選択することが可能だ。また、デザインの方向性や広告コンセプトの相談をAIと対話しながら深められる機能も搭載されており、作品のターゲット層やメッセージ性を考慮したアドバイスを提供する。

実証プロジェクトでは、デジタルハリウッド大学の在学生約30名とデジタルハリウッド専門スクールの受講生2名を対象に検証を実施した。学生・受講生の約90%が「AIのフィードバックが制作の参考になった」と回答し、教員・講師からも「基礎的なフィードバックをAIが担うことで、より深い指導に集中できる」との評価を得ている。

チューターAI『Ututor』の機能まとめ

項目 詳細
開発期間 2024年10月~2025年2月
提供開始時期 2025年6月(β版)
主な機能 作品評価、改善提案、クリエイティブアイデア相談、学習サポート
評価モード Normal(優しい)、Hard(厳しめ)
検証結果 学生・受講生の約90%が参考になったと回答
デジタルハリウッドの詳細はこちら

クリエイティブ教育に特化したAIについて

クリエイティブ教育に特化したAIとは、3DCGやグラフィックデザインなどの創作活動における学習支援に焦点を当てた人工知能システムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 作品の世界観や構図、技術面での具体的な評価が可能
  • 教育機関のナレッジを組み込んだ実践的なフィードバック
  • 学習者の理解度や進捗に応じた適切な指導提供

汎用LLMと比較してクリエイティブ教育に特化したAIは、教育機関の教材や講師陣のナレッジを組み込んだ機構により実践的な評価と指導が可能となっている。デジタルハリウッドとneoAIが開発したUTutorは、実務家講師陣の現場仕事に直結するワークフローに基づいた指導を提供することで、従来のAIシステムでは実現できなかった専門的な学習支援を実現している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「デジタルハリウッドとneoAI、クリエイティブ教育特化型AI『Ututor』を共同開発|6月よりβ版をリリース、学生利用を開始 | 株式会社neoAIのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000109048.html, (参照 25-03-11).

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