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公開：2025-03-11

就活ラジオがAIマッチングサービス「AI タレンティー」を開始、価値観重視で就活市場の二重構造を改善へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 就活ラジオがAIマッチングサービス「AI タレンティー」をリリース
• 企業説明会70社参加、事前登録学生150名を突破
• 価値観マッチングで就活市場の二重構造を是正へ

価値観マッチングによる就活改革サービスの提供開始

株式会社就活ラジオは、AIを活用して企業と学生の価値観や適性に基づくマッチングを自動最適化する新サービス「AI タレンティー」を2025年3月10日にリリースした。富山県内で開催された企業向けの事前説明会には70社が参加し、サービスリリース前の登録学生数は既に150名を超える実績を上げている。^[1]

このサービスは従来の就職活動における知名度や条件による企業選びの文化を変革し、入社後の定着と活躍を重視する新しいアプローチを採用している。就活市場における大手企業と中小企業の採用環境の二重構造が深刻化する中、価値観のマッチングを重視することで、より本質的な企業と学生の出会いを創出することを目指すものだ。

富山大学芸術文化学部の岡本ゼミとの連携により、コミュニケーションデザインやブランディングデザインの専門知識を活かしたサービス開発を進めている。学生からのリアルなフィードバックを得ながら日々プロダクトをアップデートし、就活生と企業の双方にとって価値のある出会いの場を提供することを可能にしている。

AI タレンティーのサービス概要

就活ラジオの詳細はこちら

就活市場の二重構造について

就活市場の二重構造とは、大手企業と中小企業の間で採用環境に大きな格差が生じている状況を指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 大手企業は買い手市場、中小企業は売り手市場という状況
• 企業の知名度による応募者数の偏り
• 給与条件による人材獲得競争の格差

この二重構造は特に地方の中小企業や製造業において顕著な課題となっており、求人広告を出してもエントリーが集まらない状況が続いている。さらに、厚生労働省の統計によると2021年3月卒業の新規学卒就職者の3年以内離職率は高卒で38.4%、大卒で34.9%と高水準であり、企業と人材のミスマッチが深刻な問題となっているのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「『学生に選ばせない』価値観マッチングで就活を変える新サービス「AI タレンティー」を提供開始！AI診断で本質的な出会いを提供し、就活市場の二重構造を是正 | 株式会社就活ラジオのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000106845.html, (参照 25-03-11).
2. 厚生労働省. https://www.mhlw.go.jp/index.html

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