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ミツイワがCisco Merakiを活用した工場向けネットワークマネージドサービスを開始、OTとITの安全な接続を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • ミツイワが工場向けネットワークマネージドサービスを開始
  • Cisco Merakiを活用したサブスクリプション型サービスを提供
  • 境界ファイアウォールによりOT/IT接続の安全性を確保

ミツイワが工場向けCisco Merakiマネージドサービスを展開

ミツイワ株式会社は2025年3月11日、シスコシステムズ合同会社のクラウド管理型ITインフラソリューション「Cisco Meraki」を使用した工場向けマネージドサービス「Mitsuiwa Meraki Managed for Factory」の提供を開始した。このサービスは2024年10月にリリースしたマネージドサービス「Mitsuiwa Meraki Managed」をベースに境界ファイアウォールを追加することで工場環境に特化させた形で展開される。[1]

ミツイワはシスコのパートナープログラムにおいて国内で唯一インテグレーター、デベロッパー、プロバイダーの3ロールの認定を取得したSIerとして高い専門性を持つ。急速な進歩を見せる自動化やロボット技術に長年培ったITのノウハウを連携させることで数多くの工場のDX化推進を支援してきた実績を持つ。

境界ファイアウォールの採用により工場を外部のネットワークから遮断し、工場内のOTネットワークとITネットワークを安全に接続できる環境を実現している。月額制のサービスとして提供されるため導入したネットワーク機器を自社の固定資産として管理する必要がなく、工場内へのネットワーク環境導入のハードルを大幅に低減した。

Mitsuiwa Meraki Managed for Factoryの特徴

項目 詳細
サービス開始日 2025年3月11日
提供形態 サブスクリプション型マネージドサービス
主な特徴 境界ファイアウォールによるOT/IT安全接続
提供範囲 機器調達、導入設計、構築、運用、保守までを包括
基盤技術 Cisco Merakiクラウド管理型ITインフラソリューション

クラウド管理型ITインフラソリューションについて

クラウド管理型ITインフラソリューションとは、ネットワーク機器の管理や運用をクラウド上で一元的に行うことができるシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 集中管理による運用効率の向上と管理コストの削減
  • リモートでの設定変更やモニタリングが可能
  • 自動化機能による運用負荷の軽減

ミツイワのMitsuiwa Meraki Managed for Factoryは、Cisco Merakiのクラウド管理型ITインフラソリューションを活用することで、工場環境特有の課題に対応している。OTネットワークとITネットワークの安全な接続を実現し、工場内の各種データを活用した予知保全や異常検知、設備診断などのスマートファクトリー化を支援することが可能となっている。

参考サイト

  1. ^ ミツイワ株式会社. 「ミツイワ、工場向けネットワークをサブスク型のマネージドサービスで提供開始。Cisco Meraki®を使い製品・構築・保守運用サービスまでを包括してご提供 | ミツイワ株式会社」. https://www.mitsuiwa.co.jp/2025/03/11/20531/, (参照 25-03-14).

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