FFRIセキュリティがFFRI yarai Home and Business Edition 1.5をリリース、クラウド連携機能で検知精度が向上
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記事の要約
- FFRIセキュリティがFFRI yarai Home and Business Edition 1.5をリリース
- クラウド連携機能による検出精度の向上を実現
- マルウェア対策とセキュリティ機能を大幅に強化
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FFRIセキュリティがセキュリティソフトの新版をリリース、クラウド連携で検知精度が向上
株式会社FFRIセキュリティは振る舞い検知エンジンを搭載した個人・小規模事業者向けセキュリティソフトウェア「FFRI yarai Home and Business Edition Version 1.5」を2025年3月11日にリリースした。新バージョンではクラウド連携機能を追加し、世界中から収集した脅威情報のデータベースと照合することで検出精度が向上している。[1]
Office マクロを用いた攻撃手法を低リスクに検出するディープマクロ分析機能が新たに搭載され、マクロを抽出して動作させることなくスキャンが可能になった。自社開発の特許技術により、ウイルス対策ソフトウェアによる検出を回避するために難読化されたマクロも検出できるようになっている。
近年増加しているセキュリティ製品を強制的に停止・無効化する攻撃手法への対策も強化された。プログラムが正規・非正規を問わずサービスの強制停止を試みる動作を検出し、不正なサービス停止から保護する機能を実装したことで、セキュリティ環境の安定性が向上している。
FFRI yarai Home and Business Edition Version 1.5の機能まとめ
クラウド連携機能 | ディープマクロ分析 | 不正停止検出機能 | |
---|---|---|---|
主な特徴 | 脅威情報DBとの照合 | マクロの安全なスキャン | サービス停止の防止 |
対応脅威 | マルウェア全般 | Officeマクロ攻撃 | セキュリティ製品の無効化 |
技術的特徴 | 世界規模の情報収集 | 特許技術による難読化対応 | 正規・非正規プログラム検知 |
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マルウェアについて
マルウェアとは、コンピュータに害を及ぼす意図で作成された悪意のあるソフトウェアの総称であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- データの暗号化や破壊、情報の窃取などの有害な動作を実行
- 自己増殖や感染拡大の機能を持つものが存在
- 検出を回避するための難読化や偽装技術を使用
近年では、ランサムウェアなどの開発者がサイバー攻撃ツールやインフラをビジネスとして提供するRaaS(Ransomware as a Service)が増加している。これにより、サイバー攻撃の知識や技術がなくても金銭を支払えば攻撃が可能になり、ランサムウェアによる被害が増加傾向にある。
参考サイト
- ^ 株式会社ほぼ日. 「FFRI yarai Home and Business Edition Version 1.5 をリリース」. https://ssl4.eir-parts.net/doc/3692/ir_material11/246678/00.pdf, (参照 25-03-14).
- Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp
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