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公開：2025-03-26

オロのクラウドERP「ZAC」がJIIMA認証を取得、電子帳簿保存法対応で企業のペーパーレス化を加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• クラウドERP「ZAC」がJIIMA認証を取得し電子帳簿保存法対応を強化
• 電子取引ソフトと電帳法スキャナ保存ソフトの2つの認証を獲得
• 電子証憑保管オプションで取引書類の電子管理が可能に

オロのクラウドERP「ZAC」がJIIMA認証を取得しペーパーレス化を促進

株式会社オロは、クラウドERP「ZAC」において、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会が実施するJIIMA認証を2025年2月21日に取得した。JIIMA認証は改正電子帳簿保存法の要件を満たすソフトウェアに与えられる認証制度であり、電子取引ソフト法的要件認証と電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証の2つを取得している。^[1]

ZACの電子証憑保管オプションでは、領収書や請求書、注文書などの取引関連書類をタイムスタンプ付きで保管することが可能となっている。経費明細と領収書の紐づけや、日付・金額・取引先などでの領収書検索機能も実装され、電子帳簿保存法の要件を満たした文書管理を実現している。

ZACは累計1000社以上の企業に導入されているクラウド型の基幹業務システムであり、プロジェクト損益管理や管理会計、内部統制、決算早期化などの機能を提供している。モジュール単位での導入が可能で、必要に応じて機能やライセンスを追加できる柔軟性も特徴だ。

ZACのJIIMA認証取得状況まとめ

ZACの詳細はこちら

JIIMA認証について

JIIMA認証とは、改正電子帳簿保存法の要件を満たすソフトウェアに対して付与される認証制度のことである。以下が主な特徴として挙げられる。

• 国税関係書類の電子的な取り扱いに関する法的要件への適合性を判定
• 市販ソフトウェアやソフトウェアサービスが対象
• 公益社団法人日本文書情報マネジメント協会による厳格な審査を実施

JIIMA認証は電子帳簿保存法への対応を証明する重要な指標となっており、企業のペーパーレス化推進において重要な役割を果たしている。国税庁のホームページでもJIIMA認証情報リストが公開され、認証取得製品の確認が可能となっている。

クラウドERP「ZAC」のJIIMA認証取得に関する考察

ZACのJIIMA認証取得は、デジタルトランスフォーメーションを推進する企業にとって重要な意味を持つ出来事となっている。電子帳簿保存法への対応が求められる中、法的要件を満たした信頼性の高いシステムとしての地位を確立することで、企業のペーパーレス化を加速させる原動力となるだろう。

今後は電子証憑保管オプションの機能拡充や、より使いやすいインターフェースの実現が期待される。特に中小企業におけるデジタル化の推進には、直感的な操作性と確実な法令順守の両立が重要な課題となっている。

クラウドERPの市場競争が激化する中、法令対応の強化は製品の差別化要因として重要性を増している。ZACには今回のJIIMA認証取得を足がかりに、さらなる機能強化とユーザビリティの向上を進めることで、ユーザー企業のDX推進を支援する存在となることが望まれる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「クラウドERP「ZAC」、「JIIMA認証」を取得 | 株式会社オロのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000261.000075257.html, (参照 25-03-26).
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