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公開：2025-05-05

AimyTechがGRiXにバイヤーイネーブルメントAI機能を搭載、24時間365日の購買検討支援を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• AimyTechがGRiXにAIエージェント機能を搭載
• AIが24時間365日、買い手の購買検討を支援
• Q&A応答や課題整理、稟議書作成をサポート

GRiXにバイヤーイネーブルメントAI機能を搭載

AimyTech株式会社は2025年4月、営業資料の共有＆トラッキングツール「GRiX」に、顧客の購買検討を自動で前進させるAIエージェント機能を新たに搭載した。この機能では、バイヤーイネーブルメントの概念を取り入れたAIが24時間365日稼働し、買い手のための営業活動を展開している。^[1]

BtoB営業では情報量の肥大化やステークホルダー数の増加により顧客の検討が停滞しやすい状況が続いており、従来の一方的な売り込み型アプローチではむしろ検討を遅らせるリスクが指摘されている。GRiXに搭載された新機能は、AIによる自動応答や課題整理機能により、この課題を解決することを目指している。

新機能「バイヤーイネーブルメントAI」は、営業資料の中でAIが顧客の検討を進めることが可能で、24時間365日お客様の検討を自動で後押しする仕組みとなっている。トップ営業のノウハウやナレッジデータベースを活用し、顧客からの質問への回答や課題整理、稟議書作成までを包括的にサポートする機能を備えている。

バイヤーイネーブルメントAIの機能まとめ

GRiXの詳細はこちら

バイヤーイネーブルメントについて

バイヤーイネーブルメントとは、買い手の購買意思決定を支援し、スムーズに進めるための情報やツールを提供する新しい営業手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 買い手視点での情報提供と意思決定支援
• 購買プロセスの効率化と自動化
• 顧客との継続的な対話によるニーズ把握

GRiXは営業資料の閲覧状況を可視化し、誰がいつどの箇所をどれくらい読んでいるのかを営業担当者に届けることで検討の見える化を実現してきた。バイヤーイネーブルメントAIの搭載により、AIが24時間365日顧客の検討を支援することで、より効果的な営業活動が可能になっている。

GRiXのバイヤーイネーブルメントAIに関する考察

AIエージェントによる24時間365日の自動応答機能は、営業担当者の負担軽減と顧客の利便性向上に大きく貢献することが期待できる。特に検討初期段階での課題整理や稟議書作成支援は、顧客の意思決定プロセスを円滑に進める上で重要な役割を果たすだろう。

一方で、AIによる自動応答の精度や、顧客との信頼関係構築におけるAIの限界については慎重な検討が必要となる。営業担当者とAIの適切な役割分担や、AIの判断基準の透明性確保が今後の課題として挙げられるだろう。

今後の展開として、業界別の提案テンプレートやバイヤーペルソナごとの会話最適化が予定されている点は注目に値する。営業チームの行動最適化まで一貫して支援する機能の追加により、より効果的な営業活動の実現が期待できるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「GRiX（グリックス）、“買い手を動かす” AIエージェントを搭載 | AimyTech株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000092640.html, (参照 25-05-05).
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