株式会社九地良、AI書類処理システム「くじらデータ入力AIエージェント」正式リリース、業務効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

株式会社九地良は2025年5月12日、業務書類の入力作業を自動化するAIソリューション「くじらデータ入力AIエージェント」の提供を開始した。このシステムは、紙書類やPDFの内容を読み取り、自律的に判断・補完して、業務システムへの連携まで一括で自動処理を行うのだ。

あらゆる業界・業務に対応し、人手による入力作業を大幅に削減することで、企業の生産性向上とコスト最適化を支援する。医療、保険、物流、製造、小売など、多様な業務の実務フローに対応できるよう設計されている点が特徴だ。

独自の座標軸認識技術と業務特化型のAIエンジンを活用し、従来のOCRと異なり、書類の種類や構造をAIが自律的に判別し、必要な情報を自動抽出・整形する。認識精度は最大97％を誇り、人の手を介さず処理可能な業務が多い。

月間4,000万枚以上の処理と5億レコードのデータベース構築実績を持つ。RPAやAPIを通じて既存の業務システムと柔軟に接続可能であることも大きな利点だ。

項目	詳細
サービス名	くじらデータ入力AIエージェント
提供形態	カスタマイズ型
初期費用	400万円～
月額費用	10万円～
認識精度	最大97%
対応書類	請求書、申込書、診断書、議事録、帳簿、レシートなど
導入効果例	医療機関での入力時間短縮、保険業界での派遣コスト削減、物流業での作業時間削減など

「くじらデータ入力AIエージェント」は、AIエージェント型OCRを採用している。これは、従来のOCRとは異なり、AIが書類の種類や構造を自律的に判別し、必要な情報を自動で抽出・整形する技術だ。

これにより、人手を介さずに正確なデータ入力を実現し、業務効率の大幅な向上に貢献する。

本システムは、高い認識精度と幅広い対応力で、多くの企業における書類入力業務の効率化に大きく貢献するだろう。導入によるコスト削減効果も期待できるため、多くの企業にとって魅力的なソリューションであると言える。

しかし、導入にあたっては、既存システムとの連携やデータセキュリティといった課題への対応が必要となる可能性がある。また、導入費用や運用コストについても、事前に十分な検討が必要だ。

今後の展望としては、特定業務への最適化や、学習データの拡充による精度向上、さらなる業務システムとの連携強化などが挙げられる。これにより、書類処理全体を担う業務アシスタントとしての進化が期待できるだろう。

^ PR TIMES. 「業務特化型のAI書類処理システム「くじらデータ入力AIエージェント」を正式リリース！システムが自ら書類を「読み、判断し、入力する」時代へ。 | 株式会社九地良のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000058489.html, (参照 25-05-15).

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