セキュリティ

SECURITY

公開：2025-05-15

PlayEdu?源培?系?1.8以前のバージョンにSSRF脆弱性CVE-2025-4012が発見される

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• PlayEdu?源培?系?1.8以前のバージョンに脆弱性が発見された
• Avatar引数の操作により、サーバサイドリクエストフォージェリ(SSRF)脆弱性が発生する
• CVE-2025-4012として公開され、CVSSスコアは最大5.1(MEDIUM)と評価された

playeduxyz PlayEdu ?源培?系?の脆弱性情報公開

VulDBは2025年4月28日、playeduxyz PlayEdu ?源培?系? バージョン1.8以前における深刻な脆弱性CVE-2025-4012を公開した。この脆弱性は、/api/backend/v1/user/createコンポーネントのUser Avatar Handlerにおけるファイル処理に問題があり、Avatar引数の操作によってサーバサイドリクエストフォージェリ(SSRF)攻撃を許してしまうのだ。

攻撃者はリモートからこの脆弱性を悪用し、任意のサーバへのリクエストを実行できる可能性がある。この脆弱性は既に公開されており、悪用される可能性も高い。VulDBは開発元であるplayeduxyz社に早期にこの脆弱性を報告したが、いかなる対応もなかったと報告している。CVSSv4では最大5.1(MEDIUM)、CVSSv3.1とCVSSv3.0では2.7(LOW)と評価されている。

影響を受けるバージョンは1.0から1.8までと幅広く、多くのユーザーが危険にさらされている可能性がある。早急な対策が必要であり、利用者は最新バージョンへのアップデートまたは代替システムへの移行を検討すべきだ。この脆弱性に関する情報は、VulDBのウェブサイトで詳細に公開されている。

脆弱性詳細と影響範囲

VulDB

サーバサイドリクエストフォージェリ(SSRF)について

SSRF(Server-Side Request Forgery)とは、攻撃者がWebアプリケーションサーバを介して、任意のサーバへのリクエストを実行させる脆弱性のことだ。攻撃者は、アプリケーションが外部リソースにアクセスする機能を悪用することで、内部ネットワーク上のサーバへのアクセスを試みる可能性がある。

• 内部ネットワークへの不正アクセス
• 機密情報の漏洩
• サービス妨害(DoS)

SSRFは、適切な入力検証やアクセス制御を実装することで防ぐことが可能だ。開発者は、外部リソースへのアクセスを制限し、信頼できない入力データの処理には細心の注意を払う必要がある。

CVE-2025-4012に関する考察

PlayEdu?源培?系?におけるSSRF脆弱性CVE-2025-4012は、開発元の対応の遅れが懸念される。迅速なパッチ提供が重要であり、ユーザーは自己防衛策として、バージョンアップや代替システムの検討を早急に進めるべきだ。この脆弱性の発見は、オープンソースソフトウェアのセキュリティ確保の重要性を改めて示している。

今後、同様の脆弱性が他のオープンソースソフトウェアでも発見される可能性がある。開発者は、セキュリティに関するベストプラクティスを遵守し、定期的なセキュリティ監査を実施する必要があるだろう。また、ユーザーは、利用するソフトウェアのセキュリティ情報を常に確認し、最新の状態を維持することが重要だ。

この脆弱性への対応は、開発者とユーザー双方にとって重要な課題である。迅速な対応とセキュリティ意識の向上によって、より安全なソフトウェア開発と利用環境を実現できるだろう。

参考サイト

1. ^ CVE. 「CVE Record: CVE-2025-4012」. https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2025-4012, (参照 25-05-15).
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