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公開：2025-05-16

高千穂交易、AI搭載会議室管理サービスRoomAIを販売開始、オフィス効率化に貢献

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 高千穂交易が会議室利用状況を可視化するクラウドサービス「RoomAI」を販売開始
• AIワイヤレスIoTセンサー「Butlr」を用いて会議室のカラ予約を削減、利用状況を可視化する
• 2027年度までに100社の導入を目指す

高千穂交易が会議室予約システムと連携したクラウドサービス「RoomAI」を販売開始

高千穂交易株式会社は2025年5月15日、AIワイヤレスIoTセンサー「Butlr」を活用した会議室利用状況可視化クラウドサービス「RoomAI」の販売を開始した。オフィス回帰の進む中、会議室不足やカラ予約といった課題解決に貢献するサービスだ。

RoomAIは、熱センサーで会議室内の人数を検知し、会議室予約システム（Microsoft 365やGoogle Workspace）と連携することで、予約と実際の利用状況を比較する。予約通りに使用されていない場合は、自動的に予約がキャンセルされる仕組みだ。これにより、会議室の無駄な予約を削減し、効率的なオフィス運営を実現する。

さらに、各会議室の利用人数データは、会議室レイアウトの変更や使用ルールの見直しといった改善策の検討に役立つ。従業員アンケートに頼らず、定量的なデータに基づいた改善が可能になる点が大きなメリットだ。高千穂交易は、エンタープライズ企業を中心にRoomAIを販売し、2027年度までに100社の導入を目指すとしている。

RoomAIは、2025年6月25日～27日に東京ビッグサイトで開催される「ワークプレイス改革EXPO」の高千穂交易ブースで体験可能だ。

RoomAIの概要

RoomAI製品ページ

IoTセンサー「Butlr」について

RoomAIは、人の動きを熱で検知するワイヤレスIoTセンサー「Butlr」を基盤としている。このセンサーは、会議室の利用状況を正確に把握するために不可欠な技術だ。

• ワイヤレス接続
• 低消費電力
• 高精度な熱検知

Butlrは、設置が容易で、メンテナンスも容易なため、企業にとって導入しやすい点がメリットだ。

RoomAIに関する考察

RoomAIは、オフィス回帰に伴う会議室の利用効率化に大きく貢献するだろう。カラ予約の削減や利用状況の可視化により、企業は会議室の運用を最適化し、コスト削減や生産性向上を実現できる。しかし、センサーの精度やプライバシーに関する懸念も考慮する必要があるだろう。

今後、RoomAIは、より多くの会議室予約システムとの連携や、利用状況データの分析機能の強化が期待される。さらに、多様なオフィス環境に対応できるよう、センサーの設置方法や機能の拡張も必要となるだろう。これらの課題をクリアすることで、RoomAIはさらに多くの企業に受け入れられるサービスとなるだろう。

高千穂交易は、RoomAIを通じて、日本のオフィス環境の改善に貢献し、働き方改革を推進していくことが期待される。Butlr社との連携を強化し、更なる機能追加やサービス向上に努めることで、RoomAIはオフィスにおける重要なソリューションとなるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「高千穂交易、AIワイヤレスIoTセンサーを使った会議室利用課題を解決する自社サービス「RoomAI」を販売開始 | 高千穂交易株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000050833.html, (参照 25-05-16).
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2. Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp
3. Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

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