セキュリティ

SECURITY

公開：2025-05-22

VIVOTEKがサーマルカメラ2機種を発表、高精度温度検知と昼夜監視を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• VIVOTEKがサーマルカメラ2機種を発表した
• 1眼タイプと2眼タイプがあり、用途に応じて選択可能だ
• 熱放射を活用し、昼夜問わずクリアな映像監視を実現する

VIVOTEKサーマルカメラ新製品発表

ビボテックジャパン株式会社は2025年5月20日、サーマルカメラ2機種を発表した。1眼サーマルカメラと2眼サーマルカメラの2タイプをラインナップし、用途や目的に応じて最適なモデルを選択できるようになっているのだ。

1眼サーマルカメラTB9332-Eは熱画像による高精度な温度検知に特化しており、環境の影響を受けにくい監視に最適である。4種類の焦点距離（9mm、15mm、35mm、50mm）のバレット型が用意されている。

2眼サーマルカメラTB9333-EとTT9333-Eは、可視光映像も取得できるため、昼夜問わず状況把握がしやすく、対象物の識別や映像記録に強みを発揮する。バレット型とタレット型の2種類の形状タイプと、2種類の焦点距離（3.5mm、7mm）が用意されているのだ。

VIVOTEKサーマルカメラ製品仕様

製品カタログ

サーマルカメラの技術

VIVOTEKのサーマルカメラは、熱放射を活用して人や物体を検知する。真っ暗な夜間や強い逆光、濃い影、煙や霧の中でもクリアな映像による監視を可能にするのだ。

• 熱放射による検知
• 可視光に依存しない監視
• 昼夜を問わない高精度な監視

従来のカメラや人の目では見逃してしまうリスクを確実に捉え、昼夜を問わず、複雑な現場環境でも止まることのないセキュリティ体制を構築できる。

VIVOTEKサーマルカメラに関する考察

VIVOTEKのサーマルカメラは、高精度な温度検知と可視光映像取得の両立により、多様な監視ニーズに対応できる点が優れている。熱リスクからの資産保護にも貢献し、様々な現場でのトラブルを未然に防ぐことが期待できるのだ。

しかし、高価格帯である可能性や、導入・運用における専門知識が必要となる点が課題となるだろう。導入支援やトレーニングプログラムの充実が、より幅広いユーザーへの普及を促進する上で重要となる。

今後、AIによる高度な映像解析機能の強化や、クラウド連携による遠隔監視機能の追加などが期待される。これにより、よりスマートで効率的なセキュリティシステム構築が可能になるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「VIVOTEK、サーマルカメラを発表！ | ビボテックジャパン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000058529.html, (参照 25-05-22).
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