capture.xが日本および世界最大級の太陽光発電所のNFTをリリース、年間約530万トンのCO2削減を見える化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

環境貢献型NFT・生成AI「capture.x」が新設備カードをリリース
日本および世界最大級の太陽光発電所10拠点のNFTを追加
年間約530万トンのCO2削減を見える化し行動変容を促進

capture.xの新設備カードによるCO2削減の見える化と行動変容の促進

株式会社bajjiは2024年8月21日、環境貢献型NFT & AI「capture.x」の新たな設備カードを発売した。今回追加された設備カードは、日本および世界最大級の太陽光発電所をテーマにしており、ユーザーにさらなる学びと楽しさを提供する。新設備カードは日本5箇所、アメリカ、インド、ドイツ、オーストラリア、アルジェリアの各1箇所、合計10拠点の太陽光発電所を対象としている。^[1]

これらの発電所の年間発電量は800万MWhに達し、年間CO2削減量は約530万トンを超える。この削減量は約66万人分の年間CO2排出量に相当し、日本が1年で削減するべき量の36%に匹敵する。capture.xは2023年3月のリリース以降、CO2削減量をリアルタイムで見える化し、消費者に届けてきた。

capture.xによるCO2削減量の見える化は、これまでに約15万回の目撃回数を記録している。アンケート調査によると、CO2削減量を目撃したユーザーの8割が行動変容を始めているという。今回のリリースにより、見える化されるCO2削減量は非常に大きくなり、消費者の行動変容をさらに誘発することが期待されている。

capture.xの新設備カードの特徴まとめ

	日本	海外
対象拠点数	5箇所	5箇所（アメリカ、インド、ドイツ、オーストラリア、アルジェリア各1箇所）
年間発電量	800万MWh
年間CO2削減量	約530万トン
CO2削減効果	約66万人分の年間CO2排出量に相当
日本のCO2削減目標に対する割合	36%

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NFTについて

NFTとは、Non-Fungible Token（非代替性トークン）の略称で、ブロックチェーン技術を利用したデジタル資産の一種である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

固有の識別子を持ち、複製や偽造が困難
デジタルアートや音楽、画像などのコンテンツに対する所有権を証明可能
スマートコントラクトにより、二次流通時の創作者への還元も可能

capture.xでは、環境貢献型NFTとして太陽光発電所の設備カードを提供している。これらのNFTを購入することで、ユーザーは再生可能エネルギー設備の「デジタルオーナー」となり、日々のCO2削減データをリアルタイムで確認できる。NFTの活用により、環境貢献への意識向上と行動変容の促進を図っている。

capture.xの環境貢献型NFTに関する考察

capture.xの環境貢献型NFTは、再生可能エネルギーの普及と気候変動対策への意識向上に大きく貢献する可能性がある。特に、日本および世界最大級の太陽光発電所をNFT化することで、ユーザーに具体的な環境貢献の実感を提供し、日々のCO2削減量の可視化によって継続的な行動変容を促す点が評価できる。一方で、NFTの発行・取引自体がエネルギーを消費する側面もあり、この点についての対策や説明が今後求められるだろう。

capture.xの今後の課題として、ユーザーベースの拡大と長期的な行動変容の維持が挙げられる。NFTの購入や日々のチェックが一時的なブームで終わらないよう、継続的な教育コンテンツの提供やコミュニティ形成が重要になるだろう。また、企業のESG活動との連携や、他の環境貢献活動とのシナジー効果を生み出す仕組みづくりも、サービスの発展に寄与する可能性がある。

今後期待したい新機能としては、ユーザーの日常生活におけるCO2削減行動とNFTを連携させる仕組みが考えられる。例えば、公共交通機関の利用や省エネ行動に応じてNFTの価値が上がるなど、実生活とデジタル資産を結びつけることで、より直接的な行動変容を促すことができるだろう。capture.xが環境貢献のプラットフォームとして発展し、持続可能な社会の実現に向けた重要な役割を果たすことを期待したい。

参考サイト

^ PR TIMES. 「販売開始！環境貢献型NFT・生成AIのcapture.x　年間約530万トン（66万人分の排出量に相当）のCO2削減を見える化し行動変容を促進。日本および世界最大級の太陽光発電所の設備カードをリリース | 株式会社bajjiのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000044789.html, (参照 24-08-24).

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