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公開：2025-05-23

バッファローがMagSafe対応ポータブルSSD SSD-PMSU3Aシリーズを発表、iPhoneでの4K ProRes動画撮影を効率化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• バッファローがMagSafe対応ポータブルSSDを発売
• iPhoneに直接4K ProRes映像を保存可能
• 高速データ転送とiPhoneでの連続撮影を実現

バッファローMagSafe対応ポータブルSSD新製品発表

株式会社バッファローは、MagSafe対応でiPhoneに磁力で固定しながら4K ProRes映像を直接保存できるポータブルSSD「SSD-PMSU3Aシリーズ」を2025年6月中旬より順次出荷、販売する予定だと発表した。この製品は、付属の高品質USB 3.2（Gen 2）Type-Cケーブルを使用することで、フレーム落ちのない安定した録画を実現し、iPhoneの容量制限を気にせず連続撮影が可能になるのだ。

PC/Macへの高速転送にも対応しており、1,050MB/s以上の読み込み速度を実現している。これにより、撮影データの転送時間を削減し、編集作業などの制作フローを効率化することができる。ただし、使用環境によっては本体が高温になり、iPhoneの保護機能により録画が一時停止する場合がある点には注意が必要だ。

また、本製品を使用するとiPhoneのバッテリー消費が早まるため、長時間・大容量録画の際はバッテリー残量に注意が必要である。iPhoneカメラアプリでSSDの空き容量が無くなるまでProRes撮影を行うと、アプリ側の処理の問題により最後の部分でフレームレートが低下する可能性があるため、SSDの空き容量が無くなるまでの撮影は推奨されていない。

ProRes 4K 60fpsダイレクト記録にも対応しており、Apple ProRes 4K 60fpsフォーマットまでの撮影が可能だ。ただし、お使いのiPhoneがProResフォーマットでの撮影に対応している必要があり、ProRes 4K撮影機能は、Type-Cポート搭載のiPhone Proモデルでのみ利用可能である点に注意が必要だ。

SSD-PMSU3Aシリーズ製品仕様

MagSafe対応ポータブルSSDについて

本製品は、iPhoneへの直接接続を可能にするMagSafe機能を搭載したポータブルSSDである。これにより、従来のようにiPhoneとPCを接続してデータ転送を行う必要がなくなり、撮影した映像をすぐにSSDに保存することができる。

• MagSafeによる安定した接続
• 高速データ転送
• iPhoneでの直接録画・保存

これらの機能により、動画撮影ワークフローの効率化に大きく貢献するだろう。

SSD-PMSU3Aシリーズに関する考察

本製品は、iPhoneユーザー、特に4K ProRes動画を撮影するプロフェッショナルやクリエイターにとって非常に魅力的な製品と言えるだろう。高速なデータ転送速度とMagSafeによる手軽な接続は、ワークフローの効率化に大きく貢献する。しかし、iPhoneのバッテリー消費が早まる点や、高温による録画停止の可能性、アプリ側の処理によるフレームレート低下といった課題も存在する。

今後の課題としては、バッテリー消費の抑制技術の向上や、より安定した動作を実現するためのファームウェアアップデートなどが考えられる。また、容量バリエーションの拡大や、より高性能なインターフェースへの対応なども期待できるだろう。これらの課題と期待事項への対応によって、より多くのユーザーにとって使いやすい製品となる可能性を秘めている。

さらに、将来的にはAndroid端末への対応や、より多様なファイルフォーマットへの対応なども期待したい。これにより、より幅広いユーザー層に利用される製品となる可能性がある。バッファローの今後の展開に期待したい。

参考サイト

1. ^ BUFFALO. 「【撮りながら使える】iPhoneと合わせて使いやすいMagSafe対応ポータブルSSD「SSD-PMSU3Aシリーズ」を6月中旬より発売 | バッファロー」. https://www.buffalo.jp/press/detail/20250521-02.html, (参照 25-05-23).
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2. Apple. https://www.apple.com/jp/

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