さくらインターネット、WebSite Scouterネットワーク診断サービス提供開始、セキュリティ対策強化に貢献
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記事の要約
- さくらインターネットがWebサイトセキュリティ診断サービスを開始
- ネットワーク、OS、ミドルウェアの脆弱性を診断
- CVSS/CVE準拠、約14万項目の診断項目を保有
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さくらインターネット、WebSite Scouterネットワーク診断サービス提供開始
さくらインターネット株式会社は、2025年5月27日よりセキュリティマーケットプレイス「さくらのサイバーセキュリティ」の第2弾として、「WebSite Scouter ネットワーク診断サービス」の提供を開始した。このサービスは、Web上でネットワーク、OS、ミドルウェアの脆弱性を診断できるもので、顧客の希望するタイミングでスケジュール設定が可能だ。
診断終了後には即時診断レポートが発行され、約140,000件の診断項目に基づいてセキュリティリスクを検証する。発見された脆弱性に対しては、「緊急・重大・高・中・低」の5段階で評価し、その影響を記載したレポートを提供することで、優先順位を付けて対策を進められるようにしているのだ。
さくらインターネットは、企業理念である「『やりたいこと』を『できる』に変える」に基づき、顧客が安心してクラウドサービスを利用できるよう、セキュリティソリューションを提供していくとしている。
サービス概要と料金
プラン名 | 概要 | 価格(税込) |
---|---|---|
ネットワーク診断サービス 診断1回 | 1IPにつき1回の診断 | 88,000円 |
ネットワーク診断サービス 診断1回・報告会付 | 1IPにつき1回の診断および1回の報告会 | 178,750円 |
ネットワーク診断サービス 年間診断無制限 | 1IPにつき診断回数無制限 | 264,000円 |
ネットワーク診断サービス 報告会 1回 | セキュリティコンサルタントによる報告会の実施 | 110,000円 |
ネットワーク診断サービス IPアドレス・ホスト名変更 | 「ネットワーク診断サービス 年間診断無制限プラン」に登録されているIPを変更 | 48,400円 |
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脆弱性診断とCVSS/CVE
本サービスは、脆弱性評価基準CVSS/CVEに準拠した検査エンジンを使用している。CVSSとはCommon Vulnerability Scoring System、CVEとはCommon Vulnerabilities and Exposuresの略称だ。
- 脆弱性の深刻度を数値で評価
- 既知の脆弱性を網羅的に検出
- セキュリティ対策の優先順位付けを支援
これにより、顧客は自社システムのセキュリティレベルを客観的に把握し、効果的な対策を講じることができるのだ。
WebSite Scouterネットワーク診断サービスに関する考察
本サービスは、中小企業から大企業まで幅広い顧客のセキュリティ対策を支援する上で、非常に有用なツールとなるだろう。迅速な診断と詳細なレポートにより、潜在的な脆弱性を早期に発見し、被害を最小限に抑えることが期待できる。しかし、高度な専門知識が必要な場合もあり、顧客によっては専門家のサポートが必要となる可能性もある。
そのため、さくらインターネットは、専門家による報告会オプションを提供するなど、顧客サポート体制の強化が重要となるだろう。また、将来的な機能拡張として、自動修復機能や、より多様なプラットフォームへの対応などが考えられる。これにより、顧客の利便性向上とセキュリティレベルの更なる向上に繋がるだろう。
継続的なサービス改善と顧客サポートの充実によって、本サービスは日本のサイバーセキュリティ向上に大きく貢献する可能性を秘めている。さくらインターネットの今後の取り組みが期待される。
参考サイト
- ^ さくらインターネット. 「さくらインターネット、セキュリティマーケットプレイス「さくらのサイバーセキュリティ」の第2弾として「WebSite Scouter ネットワーク診断サービス」を提供開始 | さくらインターネット」. https://www.sakura.ad.jp/corporate/information/newsreleases/2025/05/20/1968219506/, (参照 25-05-23). 2264
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