経済

ECONOMY

公開：2025-05-29

三菱UFJ銀行、ウェルスナビ、マネーツリーが資本再編で基本合意

text: XEXEQ編集部

（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

三菱UFJ銀行、ウェルスナビ、マネーツリーによる資本再編

株式会社三菱UFJ銀行、ウェルスナビ株式会社、マネーツリー株式会社は、2025年5月27日、マネーツリー株式会社の株式譲渡に向けた基本合意書を締結したと発表した。三菱UFJ銀行とウェルスナビは、マネーツリーの全ての株式譲渡を目指し、今後協議・検討を進めていく予定である。

マネーツリーは、2012年創業以来、2500以上の金融機関・サービスと接続し、金融データプラットフォーム「Moneytree LINK」を提供してきた企業だ。個人向けには資産管理サービス「Moneytree」も展開しており、約650万人のユーザーを抱えている。今回の資本再編により、MUFGグループはマネーツリーの技術力とデータ活用能力を強化し、顧客への価値提供拡大を目指すとしている。

資本再編後の戦略として、デジタルバンクへの機能実装、相互送客による顧客基盤拡大、法人領域における協働などが挙げられている。MUFGグループの顧客基盤とマネーツリーの技術を組み合わせることで、より高度な金融サービスを提供していく計画だ。

参考サイト

1. ^ 三菱UFJ銀行. 「マネーツリー株式会社の株式譲渡に向けた基本合意書締結について」. https://www.mufg.jp/dam/pressrelease/2025/pdf/news-20250527-003_ja.pdf, (参照 25-05-29).
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