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公開：2025-05-29

静岡県南伊豆町、Teachme for Public導入で業務効率化と住民サービス向上へ

text: XEXEQ編集部

（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

静岡県南伊豆町、業務効率化と住民サービス向上のため電子マニュアル導入

株式会社スタディストは2025年5月28日、自治体向けマニュアル作成・共有システム「Teachme for Public」が静岡県南伊豆町に導入され、2025年5月より全庁で利用開始されたことを発表した。同町では職員の業務効率化と住民サービス向上を目的に、業務マニュアルのデジタル化を推進しており、このシステム導入によって、職員間のノウハウ継承や、住民が役所を訪れずに必要な情報を得られる環境づくりを目指しているのだ。

導入の背景には、職員の異動による業務引き継ぎの課題や、国からの業務移管による職員の業務増加、高齢化が進む地域における住民サービス向上の必要性がある。Teachme for Publicは、業務手順をステップごとに明確に作成でき、IT操作に不慣れな職員でも扱いやすいと判断された。また、LGWANに対応しており、セキュリティ面も確保されている点が選定理由の一つとなっている。

今後、南伊豆町ではデジタル田園都市国家構想交付金を活用し、3年間の効果検証期間を設けて段階的に活用を拡大していく予定だ。まずは全職員共通業務のマニュアル化から開始し、2026年頃からは住民向け情報、例えばコンビニでの証明書発行方法などを公開する計画である。 このシステムは、住民からの要望を収集し、真に必要とされるマニュアルを整備する住民参加型のアプローチにも活用される予定だ。

スタディストプレスリリース

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「静岡県南伊豆町が電子マニュアルを導入し業務の効率化と住民サービス向上へ | 株式会社スタディストのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000032315.html, (参照 25-05-29).
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