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NTTSportictがわたSHIGA輝く国スポでスポーツDXソリューションの実証実験を拡大、AIカメラとSpoLiveで観戦体験の向上へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

NTTSportictがわたSHIGA輝く国スポでスポーツDXソリューションの実証実験を拡大、AIカメラとSpoLiveで観戦体験の向上へ

PR TIMES より


記事の要約

  • NTTSportictがわたSHIGA輝く国スポでDX実証実験を拡大
  • AIカメラによる映像配信と応援コミュニティプラットフォームを提供
  • ソフトボールとバレーボールの競技で実証実験を実施

NTTSportictによるスポーツDXソリューションの実証実験拡大

株式会社NTTSportictは、わたSHIGA輝く国スポ・障スポ実行委員会、NTT西日本滋賀支店、NTTビジネスソリューションズ滋賀ビジネス営業部と共同で、わたSHIGA輝く国スポ リハーサル大会においてスポーツDXソリューションの実証実験を拡大すると2024年9月10日に発表した。この実証実験は、2025年に滋賀県で開催予定のわたSHIGA輝く国スポに向けたAIカメラによる映像配信の有用性や、応援コミュニティプラットフォームによる情報発信の可能性を評価・検証することを目的としている。[1]

実証実験の拡大は、2024年6月に開催されたラグビーフットボール競技リハーサル大会での成功を受けて決定された。同大会では約1,900名が試合映像を視聴し、リアルタイムでの観戦に対して好評を得た。今回の拡大では、ソフトボール競技とバレーボール競技においてスポーツDXソリューションの評価・検証が行われる予定だ。

実証実験の内容には、NTTSportictのAIカメラによる試合のライブ配信およびアーカイブ配信、さらに応援コミュニティプラットフォーム「SpoLive」での大会用サイト開設が含まれる。SpoLiveでは応援チャットや試合結果速報などの機能が提供され、視聴者とのインタラクティブなコミュニケーションが可能になる。これらの取り組みを通じて、スポーツDXの可能性と課題が明らかになることが期待される。

わたSHIGA輝く国スポ リハーサル大会のDX実証実験内容

ソフトボール競技 バレーボール競技
開催日程 2024年9月14日~16日 2024年9月28日~29日
大会名 第76回 全日本総合女子ソフトボール選手権大会 令和6年度天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会 近畿ブロックラウンド
配信方法 ライブ、アーカイブ ライブ、アーカイブ
配信内容 守山市民球場で開催される試合 近江八幡市立運動公園 体育館で開催される試合
特徴 球場向けの専用カメラで2アングル映像を自動的に撮影・配信 9月29日の10:30から最終試合まで配信
ソフトボール競技の大会用サイトはこちら

AIカメラについて

AIカメラとは、人工知能技術を搭載したカメラシステムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 自動的に被写体を認識し追跡する能力
  • 複数のアングルから最適な映像を選択・合成する機能
  • リアルタイムでの高品質な映像処理と配信が可能

NTTSportictが提供するAIカメラは、スポーツ競技の撮影に特化した設計となっている。複数のカメラアングルを使用することで、選手の動きや試合の展開を多角的に捉え、視聴者により臨場感のある映像体験を提供することが可能だ。この技術は、わたSHIGA輝く国スポのような大規模なスポーツイベントにおいて、観戦体験の向上と情報発信の効率化に大きく貢献すると期待されている。

スポーツDXソリューションに関する考察

NTTSportictが提供するスポーツDXソリューションは、地方で開催される大規模スポーツイベントの課題解決に大きく貢献する可能性を秘めている。特にAIカメラによる自動撮影・配信システムは、人手不足や技術的な障壁を克服し、質の高い映像コンテンツを効率的に提供できる点が評価できるだろう。また、SpoLiveのような応援コミュニティプラットフォームの導入は、遠隔地からの応援参加を可能にし、大会の盛り上がりを全国規模で拡大する効果が期待できる。

一方で、このようなデジタル技術の導入には、プライバシーや著作権に関する新たな課題が生じる可能性がある。例えば、AIカメラによる撮影が選手や観客のプライバシーを侵害しないよう、適切なガイドラインの策定や運用が必要になるだろう。また、配信された映像の二次利用や権利管理についても、明確なルール作りが求められる。これらの課題に対しては、技術提供者、大会主催者、参加者間での綿密な協議と合意形成が不可欠だ。

今後、スポーツDXソリューションには、より高度な分析機能や双方向性の強化が期待される。例えば、AIによる試合分析や戦術提案、VR/AR技術を活用した没入型観戦体験の提供などが考えられる。また、地域経済活性化の観点から、地元商店との連携やスポーツツーリズムへの展開も視野に入れるべきだろう。わたSHIGA輝く国スポでの実証実験を通じて得られる知見は、日本全体のスポーツ振興とデジタル化の推進に大きく寄与することが期待される。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「わたSHIGA輝く国スポ リハーサル大会におけるスポーツDXソリューションの実証実験の拡大について | 株式会社NTTSportictのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000221.000076870.html, (参照 24-09-11).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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