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公開：2024-09-13

日本計画研究所が岩石風化促進技術セミナーを開催、ネガティブエミッション技術の展望を解説

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 早稲田大学教授が岩石風化促進技術セミナーを開催
• ネガティブエミッション市場創出に向けた展望を解説
• NEDO ムーンショット目標4の技術動向を紹介

岩石風化促進技術セミナーの開催でネガティブエミッション技術の展望を解説

株式会社日本計画研究所は、2024年10月8日に早稲田大学理工学術院創造理工学部総合機械工学科の中垣隆雄教授を招いたセミナーを開催することを発表した。このセミナーでは、NEDOムーンショット目標4のA-ERWプロジェクトの技術動向と炭素会計について詳しく解説される予定だ。^[1]

セミナーでは、ネガティブエミッション技術（NETs）の一つである風化促進（ERW）技術に焦点が当てられる。ERWは他の技術と比較して水・土地利用が少なく、国内に広く分布するCa/Mgを含む天然岩石を活用できるため、日本での実施に大きな期待が寄せられている。

講義では、NETsとしてのERWの位置づけ、国際的な動向、A-ERWプロジェクトの概要、炭素会計に必要なデータ、MRV方法論の展望などが詳しく説明される。また、岩石風化促進技術研究組合の設立についても案内がある予定だ。

セミナーの概要情報

セミナーの詳細はこちら

ネガティブエミッション技術について

ネガティブエミッション技術（NETs）とは、大気中の二酸化炭素を直接除去する技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 大気中のCO2を積極的に除去・固定化
• 脱炭素困難部門の排出CO2を相殺
• 2050年のカーボンニュートラル達成に不可欠

NETs技術の一つである風化促進（ERW）は、他の技術と比較して水・土地利用が少ないという利点がある。特に日本では、Ca/Mgを含む天然岩石が国内に広く分布しているため、ERWの実施に大きな期待が寄せられている。このセミナーでは、ERWの技術動向や炭素会計、MRV方法論などが詳しく解説され、ネガティブエミッション市場の創出に向けた展望が示されるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「【JPIセミナー】「ネガティブエミッション市場創出に向けた岩石風化促進技術の展望」10月8日(火)開催 | 株式会社日本計画研究所のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001073.000042328.html, (参照 24-09-13).

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