USB 1.0とは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

USB 1.0とは

USB 1.0は、1996年1月にリリースされたユニバーサルシリアルバスの初期バージョンです。コンピュータと周辺機器を接続するための業界標準インターフェースとして開発されました。

当時の主要なインターフェースであったシリアルポートやパラレルポートに代わる新しい規格として登場しました。USBは、簡単な接続、ホットプラグ対応、バスパワー供給など、従来のインターフェースにはない利点を提供します。

USB 1.0の転送速度は、ロースピードモードで1.5Mbps、フルスピードモードで12Mbpsです。この転送速度は、当時の多くの周辺機器にとって十分なものでした。

USB 1.0は、プラグアンドプレイ機能をサポートしています。これにより、ドライバのインストールを行わずに、デバイスを接続するだけで使用できるようになりました。

USBケーブルは、4本の線で構成されています。2本の線はデータ転送用、残りの2本は電源供給用です。このため、USBデバイスの多くは、外部電源を必要とせずに動作が可能となりました。

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