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ネクスグループが経済安全保障と日本品質への取り組みを発表、5G RedCap対応USBドングル開発にも着手

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ネクスグループが経済安全保障と日本品質への取り組みを発表、5G RedCap対応USBドングル開発にも着手

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記事の要約

  • ネクスグループが経済安全保障と日本品質への取り組みを発表
  • 5G、エッジAI製品で中国企業排除と日本品質を徹底
  • 新規格5G RedCap対応USBドングルの開発に着手

ネクスグループの経済安全保障と日本品質への取り組み

株式会社ネクスグループの連結子会社である株式会社ネクスは2024年10月11日、経済安全保障と日本品質に関する取り組みについて発表した。同社は5G、エッジAIコンピュータを含む全製品において、2019年度米国国防権限法第889条による中国企業5社の通信・監視関連機器等を排除し、管理を強化している。40年にわたる通信機器メーカーとしての経験を活かし、海外ODMにおいても日本品質への取り組みを徹底している。[1]

ネクスは主力商品であるエッジAIコンピュータ「AIX-01NX」やUSBLTE/3Gデータ通信端末「UX302NC-R」、OBDテレマティクスデータ端末「GX700NC」に加え、5G SA対応Portable 5G Modem「UNX-05G」を提供している。「UNX-05G」はKDDI株式会社と株式会社NTTドコモの相互接続性試験をクリアし、法人向けに販売を強化している。

さらに同社は、5G IoT市場向けの新規格である5G RedCap対応USBドングルの開発に着手した。5G RedCapは「Reduced Capability」の略で、端末の小型化、省電力化、低廉化を実現する新規格である。ネクスは今後も米国の動向に注視しながら、製造委託先の管理・監督と新規開拓を進め、5G、エッジAI機器、モバイルコンピューティングやM2M/IoT分野での事業拡大を図る方針だ。

ネクスグループの主要製品と特徴まとめ

AIX-01NX UX302NC-R GX700NC UNX-05G
製品タイプ エッジAIコンピュータ USBデータ通信端末 OBDデータ通信端末 Portable 5G Modem
通信規格 - LTE/3G LTE 5G SA
主な特徴 エッジAI処理 USB接続 テレマティクス対応 相互接続性試験クリア
ターゲット市場 AI処理需要 モバイルデータ通信 車両データ収集 法人向け5Gサービス
経済安全保障と日本品質への取り組みの詳細はこちら

5G RedCapについて

5G RedCapとは、5Gの能力を削ぎ落としたIoT向けの新規格のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 端末の小型化を実現
  • 省電力化による長時間稼働が可能
  • 低廉化によりコスト効率の良いIoTデバイスの実現

5G RedCapは「Reduced Capability(能力削減)」の略称で、従来の5G規格と比較して機能を制限することで、IoTデバイスに最適化された通信を提供する。ネクスグループはこの新規格に対応したUSBドングルの開発に着手しており、今後のIoT市場における需要の拡大を見込んでいる。5G RedCapの採用により、より多様なIoTデバイスの普及が促進されると予想される。

参考サイト

  1. ^ . 「ネクス製品の「経済安全保障」と「日本品質」に関する取り組みについて | 株式会社ネクスグループのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000103393.html, (参照 24-10-13).

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