みんなの銀行とアダストリアがBaaS事業で提携、ECモールand STに銀行APIを導入しショッピング体験を向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

みんなの銀行とアダストリアがBaaS事業で提携、ECモールand STに銀行APIを導入しショッピング体験を向上

PR TIMES より


記事の要約

  • みんなの銀行とアダストリアがBaaS事業で基本合意
  • and STに口座決済サービスを導入予定
  • 口座残高表示やポイント現金化機能を検討

アダストリアのECモールand STへのBaaS機能導入

株式会社みんなの銀行と株式会社アダストリアは、1,800万人超の会員基盤を持つECモール「and ST」における金融機能・サービス活用の協議を開始するため、2024年10月23日に基本合意書を締結した。アダストリアはファッショントータルプラットフォームへの進化を目指し、新会社設立による外部企業との連携強化を図っている。[1]

みんなの銀行は日本初のデジタルバンクとして、BaaS事業におけるビジネスパートナーとの共創を通じて金融機能と消費・購買がシームレスに結びついた新たなサービスの提供を目指している。and STにおける口座決済サービスの導入により、利便性とおトク感のある経済圏の構築を実現するだろう。

今後の展開として、第一段階ではおトクにショッピングができる「and ST口座決済」の提供を予定している。みんなの銀行が提供する口座振替APIと接続することで、A2A決済を実現し、独自の顧客還元による付加価値向上を目指している。

BaaS事業における基本合意の詳細

項目 詳細
名称変更 .stからand STへ(2024年10月23日付)
事業移管 株式会社アンドエスティへ(2024年12月1日予定)
会員基盤 1,800万人超
展開ブランド数 30以上(国内外約1,500店舗)
第一段階の機能 and ST口座決済(A2A決済)
第二段階の機能 口座残高確認、ポイント現金化
アダストリアの詳細はこちら

BaaSについて

BaaSとはBanking as a Serviceの略称で、銀行のシステムやサービスをAPI経由で外部企業に提供する仕組みのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 銀行機能をAPIで外部サービスに提供
  • 決済や送金などの金融機能を柔軟に統合可能
  • 新しい金融サービス創出の基盤として機能

みんなの銀行が提供するBaaSは、口座振替APIや参照系API、振込APIなど多様な機能を備えており、ECサイトやアプリケーションと連携することで新たな金融サービスを実現することができる。アダストリアとの協業では、これらのAPIを活用してand STの決済手段やポイントサービスの拡充を図ることが予定されている。

ECモールand STとの連携に関する考察

ECモールand STとの連携により、1,800万人を超える会員基盤に対して新たな金融サービスを提供できることは大きな意義がある。and ST口座決済の導入によって、ユーザーは従来の決済手段に加えて銀行口座からの直接決済が可能になり、より便利でシームレスなショッピング体験を実現できるだろう。

一方で、金融サービスの導入に伴うセキュリティ対策や個人情報保護の強化が重要な課題となる。特にA2A決済の実装においては、不正利用防止やデータ保護の観点から、厳格な認証システムと安全な通信プロトコルの確立が必要になってくるだろう。

今後は口座連携による新たな顧客還元プログラムの開発や、ポイントと現金の相互交換サービスの展開が期待される。金融とECの融合による新しい経済圏の構築は、デジタルバンキングの可能性を広げる重要な一歩となるだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「株式会社アダストリアとのBaaS事業にかかる基本合意書の締結について | 株式会社みんなの銀行のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000197.000072105.html, (参照 24-10-25).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「ビジネススキル」に関するコラム一覧「ビジネススキル」に関するニュース一覧
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。