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エネチェンジが徳島県有施設に42口のEV充電設備を導入、2030年までに2,000口の整備目標を掲げる県の脱炭素化を推進

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

エネチェンジが徳島県有施設に42口のEV充電設備を導入、2030年までに2,000口の整備目標を掲げる県の脱炭素化を推進

PR TIMES より


記事の要約

  • エネチェンジが徳島県有施設に42口のEV充電器を設置
  • 2030年までに徳島県内2,000口のEV充電設備を整備
  • 災害時には充電設備を無償で開放する体制を整備

徳島県有施設へのEV普通充電設備の導入拡大

ENECHANGE株式会社は徳島県の県有施設へのEV充電設備導入事業において、9施設に計42口のEV普通充電器の設置を2024年10月29日に発表した。徳島県は2024年3月に公開した「徳島県EV充電インフラ整備促進に向けた指針」に基づき、県内のEV充電器を2030年までに現状の約10倍となる2,000口まで増加させる方針を示している。[1]

県有施設への充電設備の導入では、一般的な普通充電器の倍速となる最大6.0kWの出力を持つ「チャージ2」モデルを採用している。充電設備の認証方法にはEV充電エネチェンジアプリと充電カードの2つの選択肢が用意され、Type1規格に対応することですべてのEVやPHVでの利用が可能となるだろう。

導入される充電設備は徳島県の認定制度「すだちくんEV Charger」に登録される予定だ。災害時には無償で開放することが決定しており、地域のレジリエンス向上にも貢献することが期待されている。

EV充電設備の導入施設と設置台数まとめ

施設名 設置台数
あすたむらんど徳島 10口
農林水産総合技術支援センター 4口
南部テクノスクール 4口
南部防災館 4口
動物愛護管理センター 4口
障がい者交流プラザ 4口
中央テクノスクール 4口
産業観光交流センター 4口
西部テクノスクール 4口
EV充電エネチェンジの詳細はこちら

EV普通充電設備について

EV普通充電設備とは、電気自動車やプラグインハイブリッド車に電力を供給するための充電インフラのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 家庭用電源と同じAC200Vを利用した充電方式
  • 設置コストが急速充電器と比較して安価
  • 長時間駐車する場所への設置に適している

エネチェンジの提供するEV充電設備は、一般的な普通充電器の2倍となる6.0kWの出力を実現し、充電時間の短縮に貢献している。また、Type1規格に対応することで幅広い車種での利用が可能となり、災害時の無償開放といった社会貢献の側面も持ち合わせているのだ。

徳島県のEV充電インフラ整備に関する考察

徳島県のEV充電インフラ整備計画は、2030年に向けた具体的な数値目標を設定している点が評価できる。県有施設への充電設備の導入を率先して進めることで、民間施設への普及促進にも波及効果が期待できるだろう。

一方で充電設備の増設に伴い、電力需要の増加や設備の保守管理体制の整備が新たな課題となる可能性がある。充電設備の利用状況を分析し、需要に応じた適切な設置場所の選定や、効率的な運用体制の構築が求められるだろう。

今後は充電設備の設置だけでなく、再生可能エネルギーとの連携や充電予約システムの導入なども重要な検討課題となる。徳島県がEV充電インフラの整備を通じて、持続可能な地域社会の実現に向けたモデルケースとなることが期待される。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「エネチェンジ、徳島県有施設へのEV普通充電設備の導入決定 | ENECHANGE株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000404.000017121.html, (参照 24-10-30).
  2. NEC. https://jpn.nec.com/

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