インフォマートとFCG総研が商品規格書情報の相互データ連携を開始、規格書登録業務の効率化と人的ミス軽減を実現へ
PR TIMES より
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記事の要約
- インフォマートとFCG総研がデータ連携を開始
- 商品規格書情報の相互データ連携が12月4日より実施
- 規格書登録業務の効率化と人的ミス軽減を実現
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インフォマートとFCG総研の商品規格書情報データ連携
株式会社インフォマートと株式会社エフシージー総合研究所は、両社が提供するシステム間での原材料情報等を含む商品規格書の登録業務を効率化する相互データ連携を2024年12月4日より開始することを発表した。商品規格書とは食品の名称や原材料、栄養成分、賞味期限、製造方法、保存方法、アレルゲン等の食品に関する情報をまとめた書類であり、製造者は商品規格書に記載された内容に基づき製品の企画・製造・検査を行うものである。[1]
FCG総研の食品表示システム「食品大目付そうけんくん」は原材料毎に作成された商品規格書データを基に製品の食品表示ラベルに必要な原材料名や栄養成分、アレルゲン情報を作成するアプリケーションソフトとして開発されており、食品メーカーやスーパー、ホテルなどの顧客企業で活用されているシステムである。インフォマートの「BtoBプラットフォーム 規格書」は2024年11月現在で1万社以上が利用している業界標準の統一フォーマットを持つクラウドサービスとなっている。
両社システム間のデータ連携は2023年から取り組みが開始されており、2023年6月の第一フェーズでは「BtoBプラットフォーム 規格書」で回収した商品規格書データを「食品大目付そうけんくん」に連携することで食品表示ラベルの作成時間短縮を実現している。今回の第二フェーズではFCG総研の「食品大目付そうけんくん」で作成した商品規格書等のデータを「BtoBプラットフォーム 規格書」に連携させることで相互のデータ連携が可能になった。
商品規格書情報の相互データ連携まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
開始時期 | 2024年12月4日 |
連携システム | BtoBプラットフォーム 規格書、食品大目付そうけんくん |
第一フェーズ | 2023年6月開始、BtoBプラットフォーム規格書からの連携 |
第二フェーズ | 食品大目付そうけんくんからの連携追加、相互データ連携実現 |
利用企業数 | 1万社以上(BtoBプラットフォーム 規格書、2024年11月現在) |
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商品規格書について
商品規格書とは、食品関連の製品情報を体系的にまとめた重要な文書であり、製造から販売までのプロセスを支える基礎となるものである。以下のような要素が含まれている。
- 食品の名称、原材料、栄養成分などの基本情報
- 賞味期限、製造方法、保存方法などの取扱い情報
- アレルゲン情報や原産国などの安全性に関わる情報
商品規格書情報のデジタル化と相互データ連携により、食品関連事業者の業務効率が大幅に向上することが期待されている。特にインフォマートとFCG総研のシステム連携によって、商品規格書の作成工数削減や転記間違い等の人的ミスの軽減が実現され、取引先対応の迅速化にも貢献することが可能になった。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「「BtoBプラットフォーム 規格書」と「食品大目付そうけんくん」が商品規格書情報の相互データ連携を開始 | 株式会社インフォマートのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000698.000013808.html, (参照 24-11-29).
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