SMNがDSP「Logicad」でコンテクスト広告を開始、AIによる広告配信の最適化でCTRが6倍に向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

SMNがDSP「Logicad」でコンテクスト広告を開始
AIによる広告配信先の自動判定機能を実装
テスト配信でCTRが約6倍に向上

SMNのLogicadがコンテクスト広告機能を追加

SMN株式会社は広告配信の最適化を目指し、DSP「Logicad」にコンテクスト広告機能を2024年11月28日に追加した。AIが広告主の商品やキャンペーンのコンセプトと関連性の高いメディアコンテンツを自動で判定することで、消費者のリアルタイムな興味関心を捉えた効果的な広告訴求を実現している。^[1]

SMNは広告配信プラットフォームを提供する事業者として、3rd Party Cookieの利用制限に向けた業界全体の動向を踏まえた対応を進めてきた。月間3億件分のWebサイト・メディアコンテンツのデータを活用し、広告のコンセプトとメディアコンテンツの意味的・文脈的マッチングの精度検証を重ねることで、新たな広告配信の仕組みを構築したのである。

小売業の広告主によるテスト配信では、2024年10月2日から10月6日までの5日間で実証実験を実施した結果、同業種における平均CTRと比較して約6倍の向上が確認された。広告主のキャンペーン訴求内容と関連性の高いメディアコンテンツに接触している瞬間を狙った広告配信により、消費者の興味関心が高まっているタイミングを的確に捉えることが可能になっている。

Logicadのコンテクスト広告機能まとめ

項目	詳細
開発背景	3rd Party Cookie利用制限への対応
主要機能	AIによる広告配信先の自動判定
処理データ量	月間3億件のWebサイト・メディアコンテンツ
テスト期間	2024年10月2日～10月6日（5日間）
実証効果	平均CTRが約6倍に向上

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コンテクスト広告について

コンテクスト広告とは、3rd Party Cookieを活用したユーザーターゲティングとは異なり、広告配信対象のコンテンツ自体に着目した広告配信手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

AIによるコンテンツと広告の関連性分析
ユーザーの興味関心に応じたリアルタイム配信
個人情報に依存しない広告展開が可能

SMNのLogicadでは月間3億件ものWebサイト・メディアコンテンツのデータを活用し、独自のAIアルゴリズムによって広告の持つコンセプトとWebサイト・メディアコンテンツの意味的・文脈的マッチングを実現している。3rd Party Cookieに依存せずに消費者のモーメントを捉えた広告配信を可能にすることで、プライバシー保護と広告効果の両立に貢献するだろう。