オラクルがOracle Database@AWSの限定プレビューを開始、AWS上でのExadata Database Serviceの提供で統合管理が実現へ
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記事の要約
- OracleがOracle Database@AWSの限定プレビューを開始
- AWS米国東部リージョンでExadata Database Serviceを提供
- OCIとAWSの間で統合されたデータベース管理が可能に
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Oracle Database@AWSの限定プレビュー提供開始でクラウド移行が容易に
オラクルは2024年12月4日、AWS内でOracle Exadata Database Serviceをネイティブに導入、管理、使用するための統合されたエクスペリエンスを提供する「Oracle Database@AWS」の限定プレビューを発表した。限定プレビューはまずAmazon Web Services(AWS)の米国東部リージョンから開始され、お客様はAWS内のOracle Cloud Infrastructure(OCI)上のOracle Exadata Database Serviceを実行できるようになっている。[1]
Oracle Database@AWSにより、オラクルのデータベースとAWS上のアプリケーションをつなぐ低遅延のネットワーク接続が実現し、Amazon Elastic Compute CloudやAWS Analyticsサービス、Amazon Bedrockを含むAWSの高度な人工知能および機械学習サービス上で実行されるアプリケーションに簡単に接続できるようになった。Oracle Exadata Database Serviceの運用と管理についてはオラクルが担当することになっている。
AWS MarketplaceでOracle Databaseサービスを購入できるようになり、既存のAWSへのコミットメントやBring Your Own License、Oracle Support Rewardsなどの既存のオラクル・ライセンス特典や割引プログラムを利用することが可能になった。AWSとオラクルによる統合されたカスタマー・エクスペリエンスとサポートに加え、リファレンス・アーキテクチャやランディング・ゾーンなどのガイダンスが提供されている。
Oracle Database@AWSの機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
提供開始日 | 2024年12月4日 |
対象リージョン | AWS米国東部リージョン |
主要機能 | Oracle Exadata Database Serviceのネイティブ導入・管理・使用 |
ネットワーク特性 | 低遅延のネットワーク接続 |
購入方法 | AWS Marketplace経由 |
ライセンス対応 | BYOL、Oracle Support Rewards等の特典利用可能 |
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Oracle Exadata Database Serviceについて
Oracle Exadata Database Serviceとは、Oracle Databaseのワークロードをクラウドで実行するためのマネージドサービスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- Oracle Databaseに最適化された高性能インフラストラクチャ
- 自動化された運用管理とメンテナンス
- エンタープライズグレードのセキュリティと可用性
Oracle Exadata Database ServiceはAWS上でOracle Databaseのワークロードを効率的に実行し、オンプレミスのミッションクリティカルなワークロードをクラウドに簡単に移行することを可能にする。AWS上のアプリケーションとの低遅延接続により、分析やAI、機械学習のワークロードとのシームレスな統合も実現している。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「Oracle Database@AWSの限定プレビューを提供開始 | 日本オラクル株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000371.000057729.html, (参照 24-12-05).
- Oracle. https://www.oracle.com/jp/
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