NTTデータ関西が生産管理システムと連携したCO2排出量可視化ツールBIZXIM CFPを12月から提供開始
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記事の要約
- NTTデータ関西がBIZXIM CFPを12月提供開始
- 生産管理データからCO2排出量を製品別に算出可能
- 中小企業向けに5年間で20社の導入を目指す
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NTTデータ関西がCO2排出量可視化ツールBIZXIM CFPを提供開始へ
株式会社NTTデータ関西は生産管理システムのデータを活用してCO2排出量を製品別に算出し可視化できる「BIZXIM CFP」の提供を2024年12月から開始すると発表した。BIZXIM CFPは商品のライフサイクル全体における製品別CO2排出量を可視化できる機能を実装し、既存の生産管理システムとの連携によって積算作業の大幅な効率化を実現している。[1]
BIZXIM CFPはサプライチェーン全体におけるScope3までの製品別CO2排出量を把握することが可能となっており、効果的な削減対象の特定とその特徴を理解することができるようになった。さらに分析ツールTableauをベースとしたBIツールとして利用できることから、高い汎用性と費用対効果を実現することが可能である。
NTTデータ関西は中小企業における製品別CFPの要請増加を見込み、低コストで効率的なCO2排出量算出を支援するためにBIZXIM CFPの開発に至った。5年間で20社への導入を目指し、企業のサステナビリティ経営とカーボンニュートラルへの貢献を実現していく方針だ。
BIZXIM CFPの主要機能まとめ
機能項目 | 詳細 |
---|---|
対応範囲 | Scope1,2に加えScope3までのCO2排出量に対応 |
データ連携 | BIZXIM製番との標準連携、外部情報の柔軟な取り込みが可能 |
分析基盤 | TableauベースのBIツールとして活用可能 |
導入目標 | 5年間で中小企業20社への導入を目指す |
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カーボンフットプリントについて
カーボンフットプリントとは商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでの過程全体で排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算し可視化する仕組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 製品のライフサイクル全体での環境負荷を数値化
- 原材料調達から廃棄までの全工程を対象
- 温室効果ガスをCO2換算で統一的に表示
近年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みにおいて、大企業のみならず中小企業でもカーボンフットプリントの算出要請が増加している。NTTデータ関西が開発したBIZXIM CFPは既存の生産管理システムとの連携により、効率的かつ低コストでの製品別CO2排出量の算出を実現することが可能だ。
参考サイト
- ^ 株式会社NTTデータ関西. 「(ニュースリリース)生産管理システムのデータからCO2排出量を算出し可視化できる「BIZXIM CFP(ビズエクシム シーエフピー)」を提供開始~脱炭素社会の実現に向けた中小企業のサステナビリティ経営に貢献~ | ニュースリリース・お知らせ | 株式会社NTTデータ関西」. https://www.nttdata-kansai.co.jp/news/details_00241.aspx, (参照 24-12-06).
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